2024/03/20 ニュースを見るの
よし勢いよく日記を書いて、ネタを書かないといけない。書いてばっかりだ。お笑いってなあ立って喋るだけが仕事じゃないね、文筆業でもあるね。ときどき分泌もしちゃってってバカ野郎。バカばっかり。
水原一平通訳解雇報道に日本がざわつく3/21朝に書いております。
ここから日記。今日はネタを書く日である。ずっと家にいたもんだ。さっそくネタを書いていこうにも、ここのところワイドショーチェックを怠ってしまっていた。ちょいちょいと見てはいたのだが、普段の正式スタイルではない。
私のワイドショーチェックは見ながら、ノートにトピックをずらっと書いていく。この番組ではこのニュースを扱ったというのを繰り返し書いていくと、番組ごとの硬軟が見えてくる。ちょうど新聞の読み比べのようなもので、一つの番組だけを見てすべてを知った気になるのは危険である。
温泉街でサル被害、なんて一つの番組で見て、なるほど被害が広がって世間の注目が集まってるんだなと判断してネタに入れてしまっては大失敗してしまう。
新聞を積極的に呼んだ方がいいのではないかというのもわかる。テレビよりも一歩踏み込んで、右左などのポジションごとの意見を見ることができる。ネットニュースよりも速報性には劣るが、報道の正確性はやはり高い。
その新聞を読んでいない理由の第一は何と言っても貧乏だからである。可能なら大量に新聞を取りたいのだが、お金が無さ過ぎて捻出できない。一紙くらいなら取ろうと思えば取れるが、一紙だけ取って毎日読んでいると自分の信条が気づかないうちにその新聞に寄ってしまうことが恐ろしいのでやめている。
いくらメディアの権力がネットに移りつつある昨今、それでもテレビの方が信頼度は高い。テレビに出るタレントは一歩踏み間違えれば炎上、無職という地獄鬼金棒トゲトゲ平均台の上でニュースにコメントしている。ちょうどいい具合のプロフェッショナル中道を狙っている。これは大いに参考になる。
ただ、ニュースチョイスの難しさはいよいよ難しい時代になったのだなという事件が先日起きた。二か月ほど前の事務所ライブにて、喫煙所で24歳、26歳の若手の2人と喋っていた。
「今注目のニュースってなんですか」といった話を振ってもらったので、当時はまだまだ(今もだが)、政界裏金問題が連日報道されていたので、裏金問題ではないかと伝えると、このニュースを二人とも知らなかったのだ。
2023年末ころから報道が過熱して、3,4ヶ月報道されているにも関わらず若手には届いていなかった。それも田舎の学生なんてものではなく、暇があればネットもテレビも見ることができる、日本の情報集積地東京に住んでいる若者が知らないのだ。いやあこれはまずいなあと思った。もう漫才は難しいのではないかとがっくりした。
この時は1:2で劣勢だったので落ち込んだが、たまたま極端にニュースを見ていない二人と同じ空間にいただけだと思いたい。いや、若者のリアルな現状ってそうなのか?
私はネットも割と張り付いている自負もある。なので若者文化もある程度おさえているつもりだ。こちらは超高速で流行り廃りがあるので、メガヒットした潮流でないとネタにするのは難しい。「ネコミーム」級でようやっと分かる人にはわかる程度のものと思う。
もちろん若手お笑いのライブであれば、お客様の年齢層も若いため認知度は上がる。ただそれだけではなかなか難しい。お笑いを評価する側の人が基本的におじさんだから、おじさんが理解できなさすぎるものは難しい。
どうすりゃいいんだ。こればっかりは絶えず自分のバランス感覚を磨生き続けなければいけないということだ。正解が絶えず変わり続けている。その内、学生お笑いからやってきたデビューしたてくらいの子たちが「ハンドスピナーは今思えば面白くなかったみたいなこと?!」「銭天堂のばばあかよ!」「おしり探偵を性的な目で見るな!」といったツッコミが溢れてくるのだろう。今例に挙げた三つがわからない方はもうおじいさんであることを自覚すべきだ。どれもかつて大流行した子供文化である。今も流行ってるのか?私もじじいだ。
さてと、今日は夜に韓国で行われたドジャース対パドレスのメジャー開幕戦を見たくらいで、特筆することは無い。
ということでみんなが楽しみにしているTBSドラマEyeLoveYouの感想に入る。毎回一週分遅れて感想を書いて、ネタバレをさけている心優しいこの企画。今回は物語も終盤に入った第8話に入る。
前回、侑里とテオくんのことを暗示(というか明示)しているかのような韓国の絵本をテオくんの家で発見し、その絵本には二人の運命は不幸が待っているという内容でそれにショックを受けるというところで終わった。
今回は、この絵本についてテオくんに聞こうにも聞けないでいた。
絵本に書かれている通りのトラブルが身近に起こり、これはどうやら本当なのではないかと不安になる。絵本を最後まで読んでみることで何か分かるかもしれない。真尋と結託してテオくんの家に侵入してその絵本を確認することにした。
テオくんの家で食事会を行い、隙をつこうとするが、小野田もやってきて失敗かと思いきやなんやかんやで真尋と小野田を二人きりにすることとなり、そのすきに真尋が絵本をチェックした。そこには、心を読む能力を失うことで未来は幸せなものになる、その方法とは・・・。
この絵本を知っている、テオくんの大学の先生であり父親代わりの飯山はテオくんに侑里と別れるように進言する。
さらに一方、この絵本の作者が侑里の会社へ出資したい、ついては会いたいと連絡が入る。
テオくんは侑里の特殊能力、絵本の結末も知っているうえで愛し続けることを宣言する。「僕はユン・テオですから」この言葉には謎が残る、というところで今回は終了。
ここから感想。これまでさんざんこのドラマの悪口を言ってきたが、ようやく面白いと思えるようになってきた。これまでの変なクソガキの恋愛ごっこを見せられてしょんべんちびりそうになっていた。今回、侑里とテオくんの会話シーンも少なく、無駄にいちゃつくシーンもない。絵本をめぐって物語が進展してくれた。この物語自体が面白いのかどうかと言えばあれであるが。
ただ、なんでだよと思う点は複数見受けられた。その中でも特に気になったのは小野田と真尋の恋愛模様だ。前回までに真尋は小野田に思いを伝えたが小野田は明確に断った。それにも関わらず、今回の話でとつぜん小野田は真尋に対して好き好きムーブだった。先週から何が起こったのだろうか。何話か見逃してしまったのかと思ったほどだ。たぶん見逃してはいないはずなのだが。これはおかしすぎる。
他にもほんとに腹立つレベルの問題点はあるのだが、もう書くのもめんどくさすぎる。うんちである。
できることなら、皆さんに本当にこのEyeLoveYouを見てみてもらいたい。私が毎回怒りながら見ているのが、正しいのか誤りなのか明らかにしてほしい。いや、仮に「あなたは間違っている。こんなにおもしろいドラマはない」と指摘していただけても「これを面白いと思う、お前がおもんないんじゃ!ばかが!」と喧嘩になってしまうかもしれない。
同意した場合のみご連絡ください。みんな見てね!EyeLoveYou!こんなにドラマって見ている人の心を動かすことができるのだなと私は感銘を受けた。
ということで、メジャー開幕戦では大谷選手頑張っていたね。水原通訳も頑張れ!ギャンブルで身を持ち崩すなんていまどきの若者にしては珍しいねえ。
今日面白いと思ったことは「もうすぐEyeLoveYouが終わる。サイコウサイコウ。ネタはまだ一つも書けていないサイテイサイテイ」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。