2023/7/16 標識見誤り

今日は10:30頃に起きた。
さあさあ、ウーバーのノルマがあと12件なので頑張らないといけない。
昨晩は早めに風呂に入ったことで、体がぬめっている。油膜が張っているような、裸でも一枚服を着ているような感じだったので風呂に入った。

12:30ころからウーバーに出発した。16時ころまでで12件をこなした。
ウーバー中に一つ失敗をしてしまった。
これが何とも難しいミスである。普段運転をしない人にはわかりにくいが、なんとか説明したい。

進入禁止の標識はご存じだろうか。丸い看板に全面赤色。そこに白の横線が入っている。AIによる車の自動運転技術を開発する際、天下一品の看板をAIが進入禁止の標識と勘違いしてしまうという面白いニュースがあったが、あれである。わかるわけない。

今日は進入禁止のところに間違えて入ってしまった。これについて弁解したいのが、この道は進入禁止なのだが進入禁止の標識が掲示されていない進入禁止の道なのだ。わざとわかりづらく書くことで、私に同情してもらいたいというのが見て取れる。

運転をしていると一瞬の判断を試される。今日はまさにその判断を失敗してしまった。
進行方向を示す標識がある。青地に白色の矢印だ。私が間違えた道は進行方向に対して左に入る細い道だった。そこに入ろうとするタイミングで、青地に進行方向側のみの矢印の標識があった。これを見た瞬間に、ここは進入禁止だったのかと思った。思ったのだが、その入ってはいけない道の方を見ると進入禁止の標識がない。ないどころか、本来進入禁止の標識があるだろうところには駐車禁止の標識があった。
つまりは一方通行の道ではないのだ。一方通行ではないということは、普通に考えれば進入OKであるはずだ。目の前にある停止線も向かう道路の右半分のみに引いてある。ということは、やはり一方通行でもない。

入ることにした。さっと入ると、ちょうどサングラスをかけたウォーキングをしているおじさんがいた。
おじさんの横を通ったタイミングで「入るなこらあ!」と大声を出された。私は判断を間違えてしまったのか、と思い、バイクを停めて声のしたほうを見た「進入禁止だぞこらあ!」と怒っていた。怒りながら、私と逆方向に歩いて行った。
私は進入禁止の道に間違えて入ってしまった。この失敗は認める。標識は無いが進入禁止だったのだろう。しかしどうだろう。人が間違えたことに対して、まして初対面の人に「こら!」はおかしいのではないだろうか。

私は大人なので、怒ることについても一定の理解を示したい。しかしどうだろう。そこまで感情をぶつけるのであれば、ここからじっくり話し合わないといけない。感情を人にぶつけるということは相手からの感情を受け入れる責任があると思う。
あのおじさんは大声で怒鳴ったのならば、私がなぜ間違えたのか理由を聞き、なぜここが入ってはいけない場所なのか答える責任がある。それを放棄して逆方向に逃げるように去っていったことが気になった。

繰り返すが、間違えたのは私であり、私が反省をしないといけない。でも、あのおじさんも反省しなければいけない。
初対面の人が失敗したことについて、突然叱責してしまったこと。そして、感情をぶつけるだけでこちらからのレスポンスを受け取る意思を見せなかったこと。これでは立派な社会人にはなれない。

あのおじさんへ、いま私はこうして日記であなたに感情をぶつけている。これを見たらご連絡ください。私からは直接の謝罪を、そしてあの道の作りの難しさについて話し合い、足立区に相談しましょう。

この事件が起きたのが足立区ってところがまた面白い。

そんなことをしながら12件を終えて帰宅した。さあ、これからネタ作り週間に入る。ああ、鬱ってきた。
でも、これを乗り越えれば楽に・・・ならない。これから、引き続き精神をすり減らしながら戦い続ける。

今日面白いと思ったことは「自分が悪いと言えばなんでも許されるわけではない。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。