2023/6/11 最終コーナー回った

今朝は7時に起きた。えらい!
ウーバーの50件達成に向けて早起きした。8時からウーバーをやった。なんとか11時頃に残りの10件を達成した。見事に50件を運び通した。

今日のウーバーは申し訳ないことをしたと思う場面があった。

朝8時から運び始めて一軒目のお客様はマンションへのお届けだった。
お届け先のマンションに向かおうとするのだが、神輿がお届け先周辺で練り歩いていた。そのためバイクで近づくことができない。
こんな早朝から神輿をやるかね、と私はいらいらしていた。

到着すると、マンションの軒下に衣装を着たおじ様たちがたむろしていた。
おじ様達は、あの木の棒っぽい横笛を手に持っており、薄緑の着物。黒のメッシュっぽい縦長の帽子、エボシというやつをかぶっている。衣装が濡れてしまわないようにいったん雨宿りをしているのだろう。

そのマンションに用がある私は、おじ様達の近くを通りながらエントランスに向かおうとすると、チッと舌打ちする音がした。
ケンカを売られたと思い、その音の方を見るとかなり老齢の衣装を着たおじ様が何を見ぬような顔をしていた。

おそらくは、老齢からくる口のニチャつきだと思うのだが、そうとも言い切れない感じであったことで、イラツイてしまった私は「こいつ舌打ちしとるで」と小さめではあるが声が出てしまった。

そのせいか、マンション入口付近にいた他のおじ様達がとても居心地悪そうな顔をしていた。

祭りというハレの日にたいへん失礼なことをしたと反省した。

しかし、あの爺さんも悪い!多少はニチャ付きの音はコントロールしてもらわないといらないトラブルを招いてしまう。

ただの不快な話、失礼いたしました。

それにしても、東京のお祭りはすごいと思う。我が地元でも祭りで神輿が練り歩くことはあるが、こんなに人は集まらない。
ましてや朝8時だ。早すぎる。
そして、東京のお祭りではふんどしの大人がたくさんいるのも驚きだ。

我が地元で祭りの日といえ、ふんどしなんかで外に出ればすぐに警察が来る。あと、何と言ってもお尻丸出しで恥ずかしい。
それが東京では、ふんどしの男はとても誇らしげな顔をしており、ねじりハチマキ、しきりに腕組みをしている。これが文化の違いだ。

以前も祭りの中をウーバーで走った話をしたが、これはたぶん祭りのテンションについていけない人がウーバーを頼んでいるのだと思う。
なんとなく家賃が安いから、職場が近かったからといった軽い理由で住んでみると祭りで、ふんどし一丁の男たちが家の周りを練り歩いている。

となれば近所のコンビニに行くのもおっくうだ。このストレスを感じないためにウーバーで注文をするのだ。

その気持ち、よくわかる。私も祭りのテンションが好きじゃないからだ。
祭りが近づくと地元の不良たちが暴れ始めて嫌だ。
地元のお祭りがそうだった。中学の頃、お祭りになると不良になったかつての友達が、公園のトイレの裏やなんかでタバコを吸ったり酒を飲んだりしていた。悪いことをしていると思うなら、見えないところでやればいいのに。
バレそうなところに行っては悪事をはたらくのだ。
不良達は体育祭、文化祭といった祭りとつくところには必ずあらわれてはバレそうなところで飲酒、喫煙をする。

この不良達のテンションがキツいと感じた私は、大人になった今も祭りには近づかない。


祭りについての嫌な記憶がたくさん蘇った。ただ、祭りのおかげさまで今日のウーバーは調子がよかった。

11時過ぎにいったん帰宅し、風呂に入って東洋館に向かう。
東洋館が居心地がいいのは、毎日お祭りっぽいけど不良がいないことだ。ちゃんとタバコは喫煙所で吸うし、楽屋で飲酒をしている人もいない。クリーンなお祭りで良い。

今日の出番では昨日の日記で書いた通り、スカジャンをいったん脱いでやってみた。
特に何も変わらなかった。やはりスーツをいったん仕立ててみないとわからない。近々、一着仕立ててみよう。

出番を終えて、キラーコンテンツの長谷川さんがお声がけくださった。
先日、糀谷でミーナの喜助くん、とんとん拍子の鈴木さんとサザンファンの居酒屋に行った日記を読んでくださったらしい。

どうやら長谷川さんの地元は糀谷あたりであり、サザンもファンクラブに入るほどの熱量らしくなぜ誘わなかったのかとのことだった。これは失礼しました。
しかし、知らなかったのだから仕方がない。次行くときはお声がけします。

そこに和出さんもいらっしゃった。大きいサイズの服はどこで買ってるの?という話だった。我々食いしん坊たちは常に大きい服を売っているところを探している。

なんだかんだで、和出さんが長谷川さんをいじる流れになった。その流れに乗って、私も長谷川さんをいじるようなことを言った。和出さんは「俺以外が長谷川をいじるのはダメだよ」とおっしゃった。
もちろん、これは熱くて恥ずかしいコンビ愛というボケである。
和出さんは続けて、「これ言うと、喜ぶんだよ」と長谷川さんを指さした。たしかに長谷川さんは少し口ごもっていたが、嬉しそうな雰囲気が出ていた。

良いコンビだと思った。いいコンビってのは、言葉で表現することは難しいのだがいい空気感を持っている。コンビ歴が長いほど、良い空気をまとっている。みんなキラーコンテンツさんのようなコンビになれるよう、見習おう。

東洋館を後にして、帰宅し食事をして少し昼寝をした。そこからは今現在もそうだが、明日のライブのネタの見直しと明後日のネタ見せに向けたネタ作りである。

眠い!頑張ろう!いや、そろそろ寝させてもらいたい。

今日面白いと思ったことは「どこか不良が現れない祭りを知っている方は教えてほしい」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。