2023/6/4 蓄膿症かと思ったら風邪だった。

今日は5:15頃に起きた。早い!
なんでか目が覚めてしまったのだから仕方がない。

日記を書いたり朝ごはんを食べたり、ネットサーフィンをした。
その間、なんと言葉で表現したらいいのだろうか、鼻の奥と口の奥と言えばいいのだろうか。鼻と口が奥の方でつながっている部分、仮に「大奥」とさせていただこう。大奥にちょっとした痛みと荒れているような違和感があった。感覚的に蓄膿症かなと思った。

ここからタイムスリップしよう。私は生まれてからずっと鼻が詰まっている子どもだった。いわゆる鼻たれ小僧だった。
記憶があいまいだが、小学5年生くらいのときのある日、右耳が聞こえなくなった。聞こえないうえになんだか頬に何か詰まっているような感覚になった。耳鼻科にかかったところ、がっつり副鼻腔炎(蓄膿症)ですとの診断。
ここで、蓄膿症について解説しよう。元罹患者は語る。

人間の鼻の両サイド、頬骨あたりには袋状に隙間がある。これが副鼻腔。副鼻腔は頭蓋骨を軽量化しつつも強度を上げるという役目を持っているそうだ。かっこいいね。
副鼻腔からは分泌液が排出されて通常の鼻水になったりして出てきている。しかし鼻粘膜が炎症を起こし、副鼻腔からの出口をふさいでしまうことで本来排出するべき分泌液がたまっていき、諸症状がでる。
私があった症状以外にも悪臭をつねに感じる、咳や痰がでるといった症状がある。
以上がテレビアニメでブラックジャックを見てきた、名医の卵こと私が言える医学である。

さて、お医者様がおっしゃるには、薬で治すこともできますが時間がかかるうえに薬で治しても結局はまた蓄膿する体質のままなので手術しましょう、とのことだった。手術はその日すぐにできるとのことだった。

鼻のあたりに麻酔をかける。ここからがつらかった。文字で見ても嫌な気持ちになるかもしれない。
副鼻腔とつながっているところが閉じてしまっているので、鼻の奥まで鉄でできた管を思いっきり入れる。この管の先が曲がっているようなかんじになっており、閉じている隙間にそれを突き刺す。麻酔をしているのでもちろん痛くないのだが、自分の顔の中からバキっと音がする。うわあ、めっちゃむりやりだなあと思ったのを憶えている。

続いて、その鼻の中に入れた管から、生理食塩水的なツンとしない水をビュバーと大量に出す。そうすることで副鼻腔のなかに水が入っていき溜まっていた膿を口からじゃばじゃば吐き出すことになる。
血と膿が口からどんどん出てくる。ある程度やるときれいな水が口から出るようになる。これを両鼻の穴でやる。

これで手術が完了だ。あきらかにスッキリしている。鼻血はとうぶん出たが。
とても壮絶な手術ではあったが、それまで毎日出ていた鼻水がぴったと止まったのだ。いままで苦しんでいた毎日の鼻水は先天性の副鼻腔炎だったのかと驚いたものである。


さて、ここまで私の蓄膿症歴をお話した。今朝起きた時に過去の蓄膿症と似たような感覚があったので、私は蓄膿症を疑った。
やれやれと思って9時すぎころに眠った。13時ころに目が覚めた。目が覚めると、さらに大奥が痛くなっていた。やだなー。

起きてからはいつもの情報収集をやったあとに、今日のライブのネタを準備した。そこから家を出発して高円寺に向かった。

大奥に違和感はあるが、ひとまずは高円寺の公園でポッドキャストを録音し、そのあとネタ合わせをした。そして会場に向かう。
このあたりから、あ~これは風邪だなとなってきた。強めの頭痛に変に汗がでる感じは風邪である。
ライブを終えて、ダメ出し会を手短にいただいて、帰宅した。
あー、つらい!大量にご飯を詰め込んで寝た!!!!!

今日面白いと思ったことは「病は気からなので、これから不眠不休で働こうと思う」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。