2024/02/02 なんかいもやるんぜ
今日は10時ころに起きた。今日の予定は夜に「高円寺スラバーノッカー」というライブがあるだけだ。
漫才新人大賞が近づいてきた。そのため、ここのところライブやら漫才大行進でも同じネタをやっている。これがちょっと恥ずかしい気持ちになる。
漫才はそもそもがその場で即興でしゃべっているような姿を見せる演目である。即興に見せて台本がある。ここの恥ずかしさは漫才を始めた当初から持っていなかった。漫才はそういうもんだという寛容な心があるからだ。
今回、漫才新人大賞に向けて同じネタをなんども舞台でやっている。これはなかなか恥ずかし気持ちになる。いま思いついて、初めて言いましたよという顔で10回も20回もしゃべっている。
いやいや、これは全然恥ずかしいもんじゃないよという芸人さんがたくさんいることは認める。ただ、私は根っからの正直者、嘘が大嫌い。初めて言いましたよ顔で何度も話していることは嘘と言えば噓である。
この漫才は嘘問題で、皆さんが興味を持っているあの話を少し入れる。先日、Youtubeにアップロードされた「ナイツ塙会長の自由時間」内の「マスクドネタ見せ」の話をする。
マスクをかぶった方に誰かわからない状態でネタのダメ出しをいただく企画だった。これが誰なのかはまだ見ていない方もいるかもしれないので触れないでおく。
ちょっと話を脇に逸らすと、Youtubeのネタバレってどこまで気にしないといけないのだろうか。映画のネタバレはひとまず劇場公開中はNGだろう。映画は電車賃を払って、時間をかけて、見るのに1800円ほど払ってようやっとみられるものだから細心の注意を払わなければいけない。
どんなに忙しい人でも、数ヶ月の公開期間であれば、1度は見に行くことができるだろう。
テレビドラマならいまやTVerでも放送後一週間は視聴可能である。そのため一週間くらいは内容に触れるとネタバレになるだろう。
Youtubeはどうだろうか。公開から一週間も経てば、見られる人は見ているだろう。無料かつ時間も20分ほど。どうしても見たいけど、20分の時間が確保できないという人はいないだろう。では一週間後ならネタバレをしていいのかと言うと、そうでもない。かつて若者たちがレコード屋で自分の知らない盤を探して「ディグる」行為も楽しみの一つだった。Youtubeはそれに似ている。数年前にアップロードされた動画とふとしたタイミングで出会うことも楽しみの一つと言えよう。
そんな中、漫才協会が好き、ナイツさんが好き、若手を応援したい、そういった方がYoutubeで今回の動画と出会う前にこの日記を読んだ場合、どう思うだろうか。
そんなやつはいない。
自分で話していて、果たしてネタバレしてもいいのではないかと思えてきた。まあいいや。ひとまずは隠したままにする。
今回のネタのダメ出しについて印象に残った場面がある。この場面がカットされている可能性があるので正確なことはわからない。
「漫才は嘘なんだから、それを受け入れてくれているお客さんにそれ以上の嘘をつかないほうがいい」というお言葉があった(記憶に頼っているので言い回しが違うかもしれない)。この言葉で救われた気持ちになった。ここまで漫才を究めた方でも、前提として「漫才は嘘」ということを考え、受け入れているのだ。漫才の舞台に立つ以上はお客様に対して嘘をつくことから始まる。罪の演芸である。ただ、それ以上の罪を重ねないように努力をする。なるほどである。
これは人間という生き物の命にも似ている。人間は生まれてから死ぬまでにたくさんの命を頂戴して生きていく。食べることはもちろん。うんちをしてお尻を拭くだけでも、たくさんの木々の命を頂戴している。ゴミによって生物が意味もなく死んでいる。一部の環境保護活動家は、人類が滅亡することこそが最大の環境保護、環境破壊をとめることにつながるのだと考えているという。ただ、それは現実的ではない。であれば、これ以上の環境破壊をしないようにできるだけ罪を重ねないように地球に住ませてもらう意識が必要ではないか。
まさしく漫才とは命であるという哲学をここに残しておく。
うるせえばか!たわけ!どあほ!ファック!うんちぷりけつ~~ぷぅぷす~。
よし。今、宇宙のエネルギー保存の法則にのっとってバランスをとらせていただいた。これでまた0から始まる。
変なことを書いていたら文字数が増えた。18:30に会場入りの予定だ。時間があるので、バイクにまたがってウーバーをやりながら向かうことにした。
16:30頃に出発した。寒い中、高円寺に向かいながら、いい注文はないかなと物色していたが良いものが全然なかった。
ただ、東京の西側は注文が多いことは確かなようだ。次から次へと依頼が飛んでくる。ただし単価が安い。17時過ぎにようやっと、これなら運んでもいいかなというのが来た。土地勘がまったくない場所なので苦労しながら運ぶ。こんなに広い道なのに一方通行なのかよ。ここが通れたら3分で着くのにというところが歩行者天国になっている。そして車の量は尋常ではない。やっぱり住むなら東京の西は嫌だなと思う。東は平和である。みんな東に来い!ストレスが段違いであることを、どちらにも住んだ経験がある私が保証する。
18:30に会場に着いたが、結局一件しかできていない。残念無念である。その後はライブだ。楽しいライブだった。このライブは毎回書くようだが、お値段の割に出演者が豪華すぎる。玄人すぎる。お声がけしている作家さんの人徳によるものであろう。みな楽しい気持ちで出演している。
というわけで、恥ずかしながら同じネタをかけさせていただいた。今日は事前に主催の方に伝えて、ライブ後にダメ出しを頂戴しようと思っているのだ。
出番後、田川くんはいそいそと着替えて帰っていった。帰るんかい!と思ったが、私はノーパワハラノーモラハラが信条だ咎めたりはしない。
そんなわけで今日もライブが終わって、皆が帰った後にダメ出しを頂戴した。21:30ちょいとすぎに終わって帰宅する。帰宅がてらウーバーをやろうとしたが、これもまたいい感じのものがなかなかなく、一件だけ行った。
23時に帰るとへとへと。へとやまへとじろう。すぐに眠たくなってねてしまった。
今日面白いと思ったことは「バイクで高円寺に行くと、遠いことよりも車が多いことがしんどい。東はほんとに良いところだと痛感させられた。」