2023/3/1 フジサキ春のツッコミ祭り

今日は10:00頃に起きた。12:40から漫才大行進。終わってから一度帰宅し、バイトの準備をしたあと14:00すぎから笑組のゆたさんと爆弾世紀末2人で食事をした。
18:00からバイトをして23:00に帰宅。録画したヒロシのぼっちキャンプを見て眠った。

今日の漫才大行進は「つばなれ」していなかった。ひさしぶりの気がした。ただ、久しぶりのこういった雰囲気の舞台はこれはこれで楽しかった。
全員が友達になったような感覚で全員、一人一人の顔を見ながら漫才ができた。
昨日の日記の告知ツイートにネタがまだできていないと書いたが、今日起きた時点でまだできていなかった。この話題をやろうというのは決めていたが、文字に起こしていなかった。完成度がぜんぜん足りなかったので来週くらいまでにきれいな形にしたい

そのあとはゆたさんとの食事会だった。その前にバイトの支度をしにいったん帰る。そのときにカントリーズのえざおさんがいた。おはようございますと言ったがえざおさんはむすっとした顔で「うん」と言った。なんだったんだろう。そっくりさん?

そんなことは置いておいて、食事だ。ゆたさんが気になっていたというテーブルが4つほどしかない小さな、喫茶店風なとんかつ屋さんだった。
ゆたさんとどんな話をしたかが皆さま気になっているところだろう。その前にうちの田川くんのちょっと変なところが出たので紹介したい。

話をしている中で、浅草も人が増えてきたな~なんて話していた。そこで田川くんは「修学旅行とかですかね。制服の子も増えてきて。」と言った。この言葉自体は何も面白くない。しかし、このとき田川くんの右隣30㎝くらいのところにあるテーブルにはまさしく制服の男子中学生風な3人組が座っていた。
私は隣の子たちにすごい嫌味な感じで伝わってるんじゃないかなと不安になった。田川くんが嫌味を言おうとしたわけではないというのは解るが、やはりまわりを見て話したほうが良い。

さてと、ゆたさんとは漫才の話と「私のアレの話」、「ゆたさんにとってのアレの話」をした。主に「ゆたさんにとってのアレ」が多めだった。面白かった。会話の内容には多分に個人情報が含まれるので紹介することが難しい。あー、言いたい。

その気持ちをなんとかおさえて、話の内容以外で面白かったことを紹介する。お話のなかで「漫才中に整えるべきみなり」に触れる場面があった。
漫才師はお客様に不快な気持ちを与えないよう、素直にお話を聞いてもらうために清潔感があったほうがいい。肌質や顔は整っていたほうがいいが、それは持って生まれたものなので後天的にきれいにできるところはしたほうがいいということだと私は話から読み取った。
私はこれには賛同した。ダサいスカジャン着て、タイガー&ドラゴン風で漫才をしている私だが賛同した。

具体的にとりあげると、スーツはただしく着こなし腕まくりなどもってのほかというのがあった。確かにそうだ。この意見には賛成だ。だが、これを言っているときにゆたさんは来ていた長袖シャツの袖を少しずつまくっていっていた。
このとき私は「やってますやん!」と言いたかった。もちろんここは舞台ではないから腕まくりをしても良い。ただ、今まさに腕まくりはいかんという話をしている人の腕がまくられているのだ。
ボケているのかどうか判断をしかねた。でもさっきまで漫才中にボケをボケとお客様に気付いてもらう所作とはという話もしており、そこで例として出た動きはなかった。もしボケではなければ全力失礼に値する。私はツッコミたいと思いながらも何も言わなかった。私って実はツッコミ側の人間なのかしら。

楽しい食事を終えて、雷門付近を歩いた。やはりアレの話で盛り上がる。ゆたさんは、Youtubeの動画でも話しているが「芸人」という言葉にこだわりがある。つまりは自分のことを芸人と胸を張って言えるほどの人間なのかということだ。これには私も共感している。ただ、お笑いに携わらない方々からすればとりあえず芸人と言っておけばなんとなく納得してくれるから便宜上、使ってしまうことが私にもある。
そんなことを話しているとテレビの街頭インタビューに声をかけていただいた。漫才師だということを伝えたがなお、お話をと言われたので引き受けることにする。カメラマンの若い男性が我々に語り掛ける「お二人はどういった職業で?」さっそく関門がやってきた。さっきまで自分のことを芸人といえるのか?という話をしていたところにこの質問だ。カメラに映らないようにしているがゆたさんは近くにいる。私は言い淀んでしまった。

なんとか「ぐぐぐ。さきほどまで東洋館の舞台に立っていた者です。」どんな職業だよ。自分で自分にツッコミたかった。するとカメラマンの方は「えー!芸人さんですか!」と言う。「ぐぐぐ。そうかもしれないですね。」
とんでもない怖い人だ。自分のことを芸人とは言い切らない。たぶんテレビクルーの方々は「あら。自分のことを芸人とは言い切らない。やばい系の人かな。」と思ったはずだ。
あの映像、使わないでほしい!ハイパー虚言癖の汚い男二人組としてカットしてほしいものである。

そんな楽しいことが起きながらバイトに向かった。バイトはいつも通りこなした。ここら辺からはただの社会の歯車としてツッコミゼロで過ごした。社会の歯車として眠った。

今日の面白いと思ったことは「普段から突っ込む人は、勇気はどこで身につけるのか気になった」だ。

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。