2024/02/08 いよいよ掲載。書くことが無いもんで。

今日は10時ぴったりに起きた。起きたぞ!起きたぞ!という意識があった。

日記をこうして毎日書いている中で、今日は何も書くことが無いぞという日が結構な頻度でやってくる。では暇なのかと聞かれれば、暇ではない。聞いたところで面白みがない予定がどんどんどっかんスケジュールを埋めていくのだ。今日はその面白みがない日だ。

繰り返して言うが、今月の23日は漫才新人大賞である。ここまでに事務所ライブ、事務所ネタ見せ、大行進、ライブといろいろある。前回の事務所ネタ見せの日記をおぼえているだろうか。ダメダメであった。ダメダメということは何か。ネタの総とっかえが発生している。
ダメ出しの記憶がよみがえる。マネージャーさんからは「どうしてこうなったの?」と開口一番に言葉を頂戴した。私なりの考えを言葉にしたが「なるほど。気持ちはわかったが、もっとキミらしさを出しなさい。」とおっしゃった。確かに私らしさゼロだった。
作家さんからは「この感じなら漫才コント(漫才中にコントに入る漫才技法)の方がいいかも。今の形はわかりにくすぎる。」とお言葉を頂戴した。これらをまとめるに『もうっかいゼロから作り直す』判断をした。つまり、もう一度新ネタを作ることになる。ひえ~~。
成長成長成長。感謝感謝感謝。希望希望希望。

ネタ見せ後には、よし完全新ネタだ、という気持ちになっていたので、そこからはアイデアは出てこないかと頭をひねりながら、人々にお話を伺いながら過ごしてきた。その結果、ありがたいことにこれで行ってみようというのが頭の中にじんわりと浮かんできた。

これから怖いのは、事務所ライブにて新ネタをやったあと、その一週間後には新ネタをもってネタ見せ、その4日後には漫才新人大賞だ。こ~れ~は我ながら頑張っているなと思う。
今月末は絶対にどこか遠出して心を洗浄したい。

そんなわけで、なんとか時間を確保して2月8、9、10はスケジュールをあけておいた。ひとまずはここでライブ用のネタを作っていく。その一日目が今日である。
情報収集は少しずつやっていたが、見逃していた分をさらにチェックした。ここのところこの日記にも書いているが、政治とカネの報道が続いていたがいよいよニュース、世間の注目テーマは動きつつあるようだ。重たいニュースが多い中だが、なんとか搔い潜って戦おうと思う。

いやあ、眠たくなっちゃった。寝てしまった。
晩御飯の支度をした。煮物の量がいよいよ少なくなったので、この汁にうどんを入れて食べた。具材の出汁が出てとても美味しかった。これはいいうどんだ。

その後はいよいよネタを書き始める。まだ書いてなかったのかよ。これを面白いと思うんだよなあというのをちょっと書いてみて、であればこれをどうやったら伝わりやすいかなあと考えてみる。まあこんな感じだろうか。こうだろうか。と導入の部分を書いてみて、よしまあこんなもんだろうかと判断した。眠いので寝る。時刻は午前4時になっていた。

そんなわけで、今日はこんな書くことが無い1日だった。いつもより、文字数が少ないのでいよいよ先日途中まで書いてほったらかしていたタコライスのレシピを掲載する。ぜひ参考にしてほしい。

今日面白いと思ったことは「5分の話を作るのに数日かけるとは効率の悪い人間でございますこと。」


先日の日記で、タコライスのレシピには誰も興味がないことがわかったので、嫌がらせとしてタコライスのレシピを掲載することにした。

タコライスはタコスの具がごはんの上にのっかっているからタコライスだ。私とタコライスの関係性は琉球大学生時代にさかのぼる。タコライスは沖縄の郷土料理的な立ち位置にある。郷土料理とは言え、歴史をみれば米軍基地が沖縄に駐屯するようになってから生まれた比較的最近できた郷土料理である。

タコライスは今では、沖縄だけでなく全国各地で提供する飲食店がある。ただどれも私から言わせてもらうとイマイチである。タコライスはとてもジャンクな食べ物のはずなのに、本土で食べるタコライスは、きれいなレタスやトマトを添えたり、店によってはトルティーヤを割ったものを散らしたりとおしゃれなインスタ映え料理になっている。

では私の思う、本当のタコライスはどこで食べられるのだろうか、沖縄県内に数店舗構えている「キングタコス」という店がある。ここが本物のタコライスである。金武町にあるキングタコス本店は何を隠そう、タコライス発祥の店である。ここのタコライスが名実ともに本物である。キングタコスのタコライスにはレタスやトマトを添えてある場合もあるが、なかなか小汚いのだ。それが良さでもある。

私が学生だった頃、プレーンのタコライス(ご飯の上にひき肉がのっているだけ)が400円。野菜もしくはチーズのどちらかをトッピングで+100円。どちらもであれば600円であった。600円で腹いっぱい食べられる愉悦は相当なものであった。おそらく今は値段も上がっているだろうが、沖縄に行った際には一度行ってみていただきたい。

そんなとても好きな店だっただけに、私は家でも作れないものかと試行錯誤を重ねてきた。いや、うそをついた。タコライスはとても簡単な料理なので、キングタコスのそのままというのはさすがに難しいが、近しいものがすぐできた。では、そのレシピを皆さんにお伝えしよう。

用意していただくのは、ひき肉(豚牛鶏、あいびきは問いません)、たまねぎ、にんにく、ケチャップ(塩分が気になるならトマト缶でもOK)、ソース(ウスター、中濃どちらでも可能)、カレー粉(面倒ならカレールウでも可能)、塩コショウである。

まずは小さく刻んだ玉ねぎを油をひいて熱したフライパンで炒める。どこまで炒めるかは自由だが、いわゆる飴色になってくるまでやると良い。
そのまま ひき肉を入れ、塩コショウ、ニンニクも好みの量入れる。ひき肉の色が変わったら、ケチャップ、ソース、カレー粉を入れて炒める。こうなると、玉ねぎからの水分と調味料の水分、ひき肉からの油でもはやカレーになる。ここからしっかり火にかけることで水気を飛ばす。これが面倒なら別にやらなくてもいい。ただ、ここでしっかり炒めることで素材からうまみが出て来てよりおいしくなる。

炊きたてのごはんにこれをかけて、好みでチーズをかければタコライスの完成である。

超簡単!みんなもやってみてね!

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。