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移動通信システムの進化は追っておいた方が良い件。

AIやブロックチェーンなどテクノロジーの進化は日々絶えない。テクノロジーは、バイオやエネルギー、製造業など、産業の境界線をどんどん破壊している。世の中の変化をより大局的に捉えるために、移動通信技術・通信規格の進化が大きなポイントだ。

移動通信技術とは、スマホになってからよく聞く、4Gとか5Gとかだ。
ちなみに1G(第一世代)は、1980年代から1990年代初頭にかけて登場。アナログ技術を使用し、音声通話のみが実用できた。

2000年代初頭に展開された3G(第三世代)では、高速データ通信が可能になり、モバイルインターネット、ビデオ通話、ストリーミングサービスなどが普及。2007年に発売されたiPhoneは、当時の通信が3G規格だったからこそ、手軽にチャットや画像送受信、ネット接続が可能になったわけだ。

そして昨今は4G-5Gと進化して、リアルタイムのビデオストリーミング、仮想現実、インターネット・オブ・シングス(IoT)など新たな応用が進でいる。世の中でInstagramやYoutube、Tiktokが普及したが、その背景には動画や画像を高速かつ大容量で、ほぼ遅延がなく送受信できる通信規格が実用化されたからなのだ。

そして今、Facebookがメタバース開発に大型投資したり、AppleがApple vision Proをこのタイミングでリリースしてるのは、何故か。2030年頃を目処に6Gの実用化が見込まれているからだ。

6Gが実用化されれば下記のような事が可能になるので、当然3DCGの表現レベルは格段に上がるし、海や空、宇宙空間に至るまで電波が届くようになる。

● 100Gbpsを超える通信速度かつ超低遅延
● 5Gを超える超高信頼通信・超多接続&センシング
● あらゆる場所に電波を届ける超カバレッジ拡張
● 持続可能な社会実現に向けた低コスト化

世の中の企業は、次世代の6Gを前提とした世界に向けて、粛々と投資を始めているのだ。

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