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”使えないおっさん”の弁護と戒めとして

 ”使えないおっさん”という単語が世に出始めて結構の年月が経つ。自分自身も間違いなく、その世代のど真ん中であり、あんまり他人事とは思えず…どちらかというと、”使えないおっさん理論”には共感できることも多く、といって若年世代と一緒になって”そーだそーだ、おっさん引退せよ!”と囃し立てることにも抵抗があり、何とか共存するための心構え、みたいなものが見つかれば…という投稿です。

1.こんな心構えがあったらいいんじゃないか?という10か条

 ①”経験”は古くなるし、時代遅れかもしれないけど、自分を守るために使わず、他者を活かすために使えばきっと役に立つ

 ②若かりし日に上の世代に抱えていた自分自身の感情を思い出すだけで、”今の自分”の見られ方が分かる

 ③綺麗ごとかもしれないけど、自分の立場を家族とか自分の子供とか住んでいる町とか国とか地球とか広げて捉えるだけで、”My Opinion”は全ての世代が一致する

 ④”誰の発言なのか?”をシャットダウンして、”何を発言しているのか?”だけで会話すると誰とでも話せるようになる

 ⑤”人脈”を若年層の成功のために使う

 ⑥”死ぬこと以外かすり傷”なのだから、”世の中が変わっても死にゃーしない”と開き直る

 ⑦血縁・地縁が”カイシャ”に変わり、”カイシャ”が新しいカタチに変わろうとしているだけ。ヒトはいつもコミュニティの中にいる

 ⑧昭和の男女は単なる役割分担。令和の男女は相互理解。互いに興味を持たなきゃ嫌われるのは当たり前

 ⑨給料下がっても、生活コスト落とせばどうにでもなる。給料・役職は自分の”価値”とは限らない

 ⑩若年層には自分たちを理解させようとするんじゃなくて、彼らを理解しようと努める。だってぼくたちも上の世代には興味なかったじゃん


2.世代論で終わらないために

 タイトルから少し離れてしまった感もある10か条となりましたが、結構本気です。ぼく自身は最近一緒に仕事する人たちが年下ばかりで、20代から40代の考えに晒されて仕事してると、ついつい自分たち世代を否定しがちというパラドックスにも陥っております。
 しかし==========ホンネでは本当は優秀かどうかって、世代だけでぶった切ってしまうのは勿論随分乱暴な話で、それぞれの世代で優秀な人たちが新たなる未来を創る!そんなキッカケが必要だとも思っているのです。

若干のお悩みとして高齢者層の引退問題を残しつつ

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