いつも心に9の付く数字でアホになるナベアツを
「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになります」
これは、世界のナベアツ(現 桂三度)氏が行っていた有名なネタです。「3の倍数」もさることながら、「3が付く数字」でもアホになるのがこのネタのミソです。
このネタが流行っていた頃は爆笑!レッドカーペットが流行っていた時代、いわばショートネタの時代です。当時は1~2分の短い尺のネタの需要が非常に高かったです。だからこそ、世界のナベアツ氏は 3 という数字を選んだと考えられます。
このネタのクライマックスは 30~39 の連続でアホになるパートです。4や5のように3より大きい数字を選んでいれば、もっと笑いを溜め込んだ状態でクライマックスに行けたかもしれません。しかし、あの短いネタ尺では、それらの数字を選ぶことは不可能だったと考えられます。
また、このネタのオチは、散々アホになった後に「40!」とカッコよく決めるところです。この40という数字がもっとキリの良い数字だったら、よりカッコよく決められたと考えられます。例えばナベアツ氏が「9が付く数字」でアホになった場合、「きゅうじゅいちっ!きゅうじゅにっ!・・・」と言った後に「100!」と決めることができます。アホの状態で期待を高めていき、桁数が変わる瞬間に冷静に決めることができます。
「9が付く数字」でアホになる行為は、桁数が大きくなればなるほど輝きます。1000、1万、10万、そして100万。様々な数字が情報として公開される現代では、この桁数が変わる瞬間が特に注目されています。1万いいね、10万フォロワー、そして100万回再生などなど。
もし、応援しているコンテンツが節目の瞬間を迎えようとしていたら、
『9が付く数字でアホになるナベアツ』
を想像してみてください。そうすれば、桁が変わる前の9が付く数字を見るのがより楽しくなりますし、桁が変わる瞬間の満足感も変わります。
きゅうひゃくにじゅうろくまんきゅうひゃくさんじゅうごっっ!!
※ 追記
百万!!
いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。