「ゲームやる人>ゲーム作る人」という文化を理解できない人たち

ゲーム実況者やVtuberの景気の良さが報じられる際、「ゲーム開発者に還元すべき」みたいな意見を見るが、アホかと思う。
ゲームが主でプレイヤーが従という考えが抜けきってない。
視聴者はゲームという装置を通して配信者のキャラクターを楽しんでる。
プレイヤーが主でゲームは従だ。

投げ銭というのは配信者に対する心付けであり、配信者のトークやキャラクターを評価して払うもの。
配信者のやることなすこと全て楽しい視聴者もいるわけで、その域まで昇華できた配信者は立派なタレントだ。
「魅力的な人間」ってのは最強のコンテンツなわけで、そう考えれば投げ銭が数億という規模なのも妥当だ。


某Twitch有名配信者が「1案件4時間300万円」という内部情報を漏らした結果、
「時給75万円!? 高すぎ」と驚く者もいたが、全然高くない。
一瞬で2万人以上を集められる人気、その影響力に対する報酬としちゃ妥当な額だ。


昨今は東京都が税金を使ってeスポーツを推進する時代だが、
プロゲーマー推しの流れに対して「ゲームクリエイターを育ててほしい」と反発する奴もいる。馬鹿かと。
これもまたプレイヤーが主の文化なんだから、作る側の人間を増やしても仕方がない。

レベルの高い試合と競技者がコンテンツであり、育てるべきはゲームをやる人だ。

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