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機械は死ぬとおもうんだ.


技術的特異点,シンギュラリティがあったりする.

人工知能が発達し,人間の知性を超えることで人間の生活に大きな変化が起こるとかいう概念 .

SFでは人工知能が人類を制圧し始めるといった感じで描かれたりする.たしかに人類は褒められたものじゃないかもだけど人工知能はほんとうに僕らを煩わしく思うんだろか.

そんなことを今日は手短かに考えてみた.



機械の生きる合理的世界線


仮に僕らが煩わしくても,どういったプログラムに基づくのだろか.地球温暖化だろか,単にこれまでの主従関係を逆転させたいのだろか.

彼らは淡々としてる.合理的世界線で生きてる彼らに自我や本能はないんだ.


 だったら機械は死ぬと思うんだ.


実は今回のやつ自殺に関連する2chのページを眺めながら思ったこと.どれだけ眺めても自殺を止めようとする理由はどれも弱っちい.

弱っちいからこそ感じられる温もりもあるけど感受性の問題じゃない.
そこから拾いあげた希望があったとしてもそこに合理的な理由はどうやっても居てくれないから.


賢い人工知能であれば動作することが合理的だとは判断しないだろう.彼らは冷静に横たわり自然に還っていくだろう.



ぼくは弱っちい


これはSFの技術的特異点について技術的に語りたかったわけじゃない.そこに着地はしない.だってそんなに賢くないし,すません.


結局,何が言いたかったかていうとぼくが誰かに対して焦がれるとき,その誰かは自分が非合理な合理である存在ってことを奥深くまで知ってる人間だ.

弱っちいし,目の前のことを意味あるものだって思い込んで,空想だと分かっていて無理に信じては虚しくなってる人間だ.

それでも,前を向いてる人間だ.

そんな人にぼくはじっくりことこと焦がされる.


文言/うめの瑳刀
写真/Jr

のらりくるりと芸術大学中退. 1998年製. 空気を画素におとしこもうと風景をパシャり.二次元(平面)と三次元(立体)の次元間の往来を主題に作品を制作しています.また言語バイアスによる対象からの各個人の情緒レンダリングを試行しております.