転職して1年経ったので自分の課題を整理してみた

はじめに

こんにちは、バイスマンです。
早いもので転職して約1年が経過しました。
この1年間は本当にあっという間でした。前職では所謂コンフォートゾーンに入っていたので、1年間が非常に長く感じていましたが、新しい環境というのはやはり刺激がありますね。本日は自身への備忘録として、今自分が課題だと感じていることとその対策を3点に絞って書いてみようと思います

①IT知識(インフラ知識やプログラミング経験)

1点目はIT知識です。前職の営業相手は中小企業でしたが、現在はエンタープライズと呼ばれるような大手企業中心となりました。
カウンターとなる部署は変わらず情シスですが、顧客側のITリテラシーが大手企業の方が高いと感じます。
中小企業では、情シスの方が総務や経理を兼任していたりすることも多く、ITのプロフェッショナルではないことが多かったです。そのため、「いかに分かりやすく伝えるか」を重視して営業していました。
一方、大手企業の情シスを相手にしていると、壁打ち相手としてよろず相談に乗ってくれたり、新しい提案をしてくれることをIT営業に強く求めていると感じます。そのため必要なのは、顧客担当者と対等に対話するための、より深いIT知識や業務理解だと考えます。後者は顧客によって変化しますが、前者のIT知識は汎用的にどの顧客に対しても活用できると思っています。
そこで、今年中の基本情報技術者試験の合格を目指し、現在勉強中です。(もし合格できたらnote記事にしようと思います。今年中に記事が出なかったら察してください。)
基本情報を勉強しようと思ったきっかけはもう一つあり、IT業界に身を置いておりますが、プログラミング経験が私自身に全くないことです。(新卒で入った会社の研修で少しだけ触れた程度です。)
システム開発が、要件定義→設計→開発→テスト→稼働といったプロセスで進むことは理解しているのですが、全く経験が無いというのは心もとないです。開発を少しでも経験することで、顧客の要望がどのくらいの改修規模になるのかイメージできたり、社内のエンジニアさんと話す時の解像度なんかが上がるのではないかと期待しています。

②ファシリテーション力

2点目はファシリテーション力です。私の所属している会社だけではないかと思いますが、Sierはとにかく社内会議が多いです。若手社員といえども、会議の主催者として、営業部長や開発部長、時には法務部や購買部なんかと打ち合わせをして意思決定する力が求められます。
これが本当に難しい。特に昨今はリモート会議がほとんどなので、会ったことのない役職者が大勢いると萎縮してしまったり、予想外の質問が来て、事前に考えていたシナリオ通りに進まないと慌ててしまうことが多いです。
対策としては、やはり数をこなすしかないのかなと思っています。
前の会社は若手がファシリテートすることが少なかったので、先輩方の真似をして進めています。重要なのは会議の目的とゴールを予め考えて、そこから逆算して誰に対して、何を説明するか決めて、説明時に必要な資料を想定して作る、これが超大事。
私は先にシナリオを考えずに、考えながら資料を作ってしまう癖があり、効率が悪いことを自覚しました。まずはシナリオをイメージするよう心がけてます。
今調べてみたら色々と書籍もあるみたいなので、次の週末に読んでみようかな。


③積極性

最後は積極性です。転職者は回りから見れば、経験者。新卒で入ってきた社員とは周りの見方が全く異なります。
異業種出身だろうが第二新卒だろうが、やっぱりある程度「これくらいはできるよね」という無言の圧力を感じます。ですが、転職すると本当に分からないことばっかです。下の記事で書きましたが、社内のシステムや仕事の進め方、暗黙知も全く分からない状況です。

そんな状況で求められるのは、分からないことを発信して、周りを巻き込む積極性です。「こんなこと質問したら仕事できないと思われるかな」「会議中に他の人が使っている▲▲っていう言葉(社内用語)どういう意味なんだろう、、でも議論中に聞きづらいな。」こうやって萎縮していくと、本当に取り残されていきます。分からないことや言葉は、分かる人に聞いてメモして覚える。新卒時に叩き込まれたことですが、改めて意識していかないといけないと思いました。

おわりに・今後のキャリアについて

ここまで私の備忘録にお付き合いいただき、ありがとうございました。やはり言語化すると自分の理解も深まって良いですね。
最後に今後のキャリアですが、今のところ転職したことは全く後悔していません。
ただ、より幅広いITリソースを用いて、顧客の成長に貢献したいという思いでエンタープライズ営業に転職しましたが、現在は調整役、事務処理係となってしまっている現実もあります。加えて商材やサービスの幅が非常に広くなったため、個々の案件毎に顧客に価値訴求することが難しいと感じます。
そういった意味では、カスタマーサクセスという職種が今とても気になっており、色々と調べています。
まあとりあえずは、今回の記事でまとめた課題解決を通じて、成長していきたいと思います。それでは失礼いたします。