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地方移住、半農半Xでライターをしている私のしごと術

ライターの仕事について興味をもってもらう事が多くなってきたので、少しですが、私がやってる事を紹介します。
私はこちら

吉田さん きてらす データ大 4

▶ヨシダ家のメンバーです

なんでライターをしているの?

これだけ情報があふれる時代、逆に情報が見つからない事は、そのヒトやモノが「無い」と等しい状況を作ってしまいます。地方移住してから気がついたのは「地域にも都会に負けない面白いヒトがたくさんいる」ということです。発信を通して、地域内外の人に伝えられるようにこれからも頑張りたいと思います。

実は、地域の面白さをわかってないのは、その地域の人だったりもするのです。視える化を通して、インナーカルチャーを育てる、そして溢れた面白さやディープさが外の人を呼ぶんじゃないのかなと最近思うんです。

これまでの仕事

<ライター歴>
11年目です。前職はライター業※ではなかったため、フリーライターとしては1年生です。
『話せる/書ける』『つなげる/創る』という4つのプロセスを回す事を仕事としており、その1つの重要なプロセスがライティングでした。現場に出てルールやスキルを身に着けたため、どちらかいうと野生的な考え方、動きをします。(だめな事はだめだよ!と言ってくれれば「ワン!」と改めるので、どんどん躾けてください)

これまで、出版制作においてやりがちな大体の失敗を経験して、順調に成長してきました。
中高生向け科学冊子や教員向け雑誌、行政の事業報告冊子等では編集長も行っていました。
→詳しくはこちら

<どんな記事を書いているの?>
ジャンルはまだ偏っていますが、おもしろそうならなんでもOKです。教員免許(理科・農業)、猟師免許(罠)をもち、研究(生命科学 修士)をしてきて、東京のベンチャーを経験し、地方移住をして現在農家なので、大体なんでもおもしろいと思ってしまいます。
・科学
・教育
・リクルート
・町おこし
などが多いです。
論文読んでプレスリリースを作ったりもします。
あと、移住してからは釧路や根室のドライビングルート紹介なども行いました。
https://hokkaido.japandrive.com/ja/article/drive-kushiro

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▶釧路の夕日サイコーでした

【事前準備】


インタビュー取材の場合、どんな事をするのか少しご紹介します。

0、クライアントとの主旨確認、読者層の確認、ゴール確認を行います。
1、取材先の人や仕事、文化、歴史、社会的背景などについてできるだけ調べます。
2、対象をイメージしながら、記事の構成をつくります。
3、質問リストを作ります。リストは大まかに2つ。1つは調べた事では足りない内容について。もう1つは調べたら分かるけど、本人の口から実際に聞きたい事について(熱量を知りたかったり、言質を取りたかったり)

時間が限られているので、できるだけ現場でしか得られない事を取材するようにしています。
質問リストは作りますが、それ通りに進む取材はあまりありません。むしろ、想定の範囲内で進む場合は、その後記事を書くときにパッとしなくて苦労する事のほうが多いような気がします。

前はノート派だったのですが、最近はiPadとapplepenを使っています。goodnotes5というアプリが優秀です。PDFや画像など全部取り込んでマークアップや検索もできるので、googledocとかで質問リストを作ったら、pdf化して、アプリに入れて使っています。


【取材当日】

1、ご挨拶&アイスブレイク
2、主旨の確認
3、インタビュー
4、撮影(あれば)

取材中は、お話を聞きながら、相槌を打ちながら、メモをとりながら、構成を考えながら、次の質問を考えます。脳みそのCPUを93%くらい使っているので、頭がカッカとしています。
インタビューする方に、「こういう対象に向けてのこういう記事なんですが、特に伝えたい事はありますか?」等と聞いて、一緒に構成を作りながら進める場合もあり、結構そういうやり方が好きです。

気をつけている事は、
・具体的にする(数字や流れ、気持ち、動機、課題等)
・テンションが変わる瞬間を見逃さない
・自分が面白いと思った事を見逃さない
・主旨に立ち返る
などです。

【取材後】

1、文字起こし
2、モジュール作成(小見出しと内容をラフで書いてみる)
3、肉付け(記事作成)
4、悩む
5、寝る
6、お風呂とか料理中にアイディアが振ってくるのを待つ
7、ラフ完成後、オットに確認してもらう
8、修正
9、クライアントチェック
10、修正反映
11、脱稿(終わり)
2〜6はぐちゃぐちゃとした流れです。書いてしっくりこない時はまたモジュールから考え直したりもします。
誰に向けて、何を伝えたいのかなぁ。そのために必要最低限必要な材料はなんなのかなぁ。と考えるようにしています。

横軸が取材からの時間、縦軸が完成までの時間の指数曲線グラフのように、取材から時間が経てば立つほど、完成までの時間が伸びてしまうため、できるだけはやく進めるようにしています。

【ライターの仕事の面白さ】

・短時間で相手の懐に飛び込むことができる
・ストーリーをつくることができる
・相手が言葉にできていないモヤモヤとした気持ちを、一緒に形にできる(反面、相手にそれを突きつけてしまう怖さもある)
・相手の人生を追体験する事で世界観が広がる
・いろんな知識が身につく
・ヒトやモノを視える化し、発信できる
・パソコン1台で仕事が終わる

取材中の脳みそ稼働率が高かったり、執筆中の焦りと苦しさとかもありますが、差し引いてもとてもおもしろい仕事だなぁと思います。
農業は野菜を作るのに土地や機械資材等大きな投資をする必要がありますが、PC1台と脳みそで身軽に仕事ができるのも素晴らしいと感じます。農業、めっちゃお金かかります\(^o^)/

文字が好きなら、自分でブログを書いていればいいのかもしれませんが、視える化する事で誰かがなにか動き出すきっかけを作りたいと思うのであれば、ぜひライターという仕事をおすすめします。

連絡先

HP
https://bihoro-takumi.jimdofree.com/
メール
domekiyukie@gmail.com
SNS
日々のつぶやきはTwitterinstagramFB

という事で、まだまだ暇なので、お仕事お待ちしています!

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