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インテリアアートの取り入れ方

自分の暮らしにアートを取り入れたいなあ。素敵な絵を飾ってみたいなあと思ったことはないですか?
絵画やアートが好きということだったら、美術館に行ったり大判の書籍を広げれば鑑賞することができます。それでも私たちはアートを飾りたいと思うのです。それはインテリアにアートを取り入れることにより、唯一無二の自分のオリジナルライフとなり暮らしに彩りが加わっていくのではないかと思います。
とはいえ、どんなアートをどうやって探せばよいのか?どこにどうやって飾ればよいのかわからないことが多いですよね。今回はインテリアにアートを取り入れるコツをお伝えしていきます。

アートの選び方

アートと一般的にいっても範囲が広いです。
抽象画であったり、歴史的な価値があるもの、ポスター、写真など色々あります。
私が自宅で選んだり、お客様にご提案する際にいつも考えるのは、

①このアートが暮らしにはいったらどんな感じになるのか。どんな風に心の変化があるのか。例えば「うれしい」「ときめく」「毎日眺めていたい」「癒される」などの感情が新しく持てるのかです。


②インテリアのいいアクセントになるのか。
色彩やモチーフがインテリアのアクセントになるのはもちろんのこと、空間が単調にならずよいリズム感をうみだすのか。
これはアートの大きさが関係してきます。小さいサイズのものだったら数があったら方がよいリズム感を生み出すので、数があることでどう見えるのか。などを考えます。

好きと思うことを大切に


我が家にもいくつかアートがあります。
これはリビングにかざっているポスターアートです。
15年くらい前にインテリアショップで購入しました。金額でいえば15000円くらいだったかなと記憶しています。
どうしてこれを購入したかというと、バウハウスに共感していたことと、これ織物アートなんです。あと色がいくつか使用されているのですが、それぞれあまり主張することなくインテリアのアクセントアイテムになりそうだなと思ったからです。
とっても軽い感じですよね。簡単にいえば、このアートが気に入った!という気持ちです。難しく考えず自分が「好き」という気持ちを大切に選んでみてください。

バウハウスとは1919年、ドイツ、ヴァイマールに設立されたデザイン学校で、「すべての造形活動の最終目的は建築である」という理念のもと、職人的な技術力も備えた芸術家を育てることを目的とした教育機関なんです。戦争で閉鎖されましたが、この理念が多くのデザインに影響を与えています。

アートの飾り方

どんな素敵なアートでも飾り方で素敵にも残念な見え方にもなってきます。
大きいアートを飾る場合は、アートの中心をどこに持ってくるのかを考えて設置します。
例えば家具の上に設置する場合は、家具の中心とアートの中心をあわせていきます。

複数のアートを飾る場合は、アートの上のラインをしっかりそろえることがポイントです。床から〇〇センチの位置と決めて(しっかりメジャー使ってくださいね)左右のラインがくずれないように設置してください。
アートとアートの間隔も気になるところですが、複数のアートを1つのアートととらえて、どこからどこまでに飾りたいのかを考えます。
そこからアートのサイズを測り残った寸法が真ん中の余白の寸法としてください。

設置する大きい壁があまりない場合は、こんな風に縦に設置してみても素敵です。

サイズ違いのものを設置する場合は、先ほどの複数アートを飾る場合と考え方は同じで、すべてを1つのアートとして大きく場所を決めることがポイントです。
あとは、バランスよく設置していくのですが、ちょっとよくわからない場合は、新聞紙とか画用紙をアートの大きさに切ってみて、マスキングテープなので仮止めをします。
その仮止めしたものを少し遠くから見てみてください。
そこから調整してくと簡単に設置できます。

何でもアートになる!

それでもなかなかアートが選べない。。という方は、好きな布を発泡スチロールに巻き込んだり、木枠に巻き込んだりしてファブリックパネルをつくってもいいですよね。好きな壁紙を額にいれてみてもいいかもしれません。
なんせ自分が「好き」と思うものを飾ることが大切なことです。

アートではなく、リースやグリーンを飾ってアート風にすることもできます。


まとめ

冒頭にも述べた通り、アートを暮らしにいれるだけで唯一無二の空間となり、暮らしに彩りがでます。
難しいと思わずに、自分の直感や好きを信じて、気軽に取り入れてみてくださいね。

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