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ナチュラルインテリアってどういうこと?大解剖!

ナチュラルインテリアは、シンプルな色合いと温かみのあるナチュラル素材でつくる明るい雰囲気のインテリアスタイルです。
木のぬくもり、そして素材の質感を存分に生かすシンプルだからこそセンスが問われるインテリアスタイルの1つです。
憧れるけれども、どうしたらよいのかわからない・・・・、そもそもナチュラルなインテリアって何かわからない。。。と思っていませんか?
今回は、ナチュラルインテリアのポイントをご紹介したいと思います。

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動画でも簡単に説明しています。

ナチュラルってどういうこと?

木製の家具や植物など、ナチュラルな要素のあるインテリアに惹かれるけれど、いまいち方向性がまとまらない・・・。
そもそもナチュラルってどういうことなのでしょうか?
本来は「自然の」や「天然の」など、人の手が入っていないありのままの状態を表す英語の形容詞です。
「自然」でイメージすることって何でしょう。
「癒し」「温もり」「落ち着き」「安堵感」
みたいな感じですね。そのイメージを室内に再現したのがナチュラルなインテリアです。

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ナチュラルにするポイント

 ①照明

「癒し」「温もり」「落ち着き」「安堵感」を再現するうえで、光、明るさ、照明は重要なポイントの一つです。
温かみがあり、落ち着いた空間にふわっと優しく、お部屋やその場所を包みこむような柔らかい明かりがお勧めです。またオレンジ色を放つ電球色を選ぶことにより、柔らかく包み込むような光を放ち、よりリラックスしたお部屋になります。
スタンド照明のシェード(傘のようなもの)がついていれば、是非その「素材」にもこだわりたいところです。例えば、リネン・紙などの素材がベストです。
これらの素材は光が透過するので、お部屋全体に柔らかい光を拡散して、落ち着きあるお部屋になり、ぼんやりとした明かりが、ナチュラルインテリアの優しい世界観にぴったりです。

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 ②カラー

全体的なカラーコーディネートホワイトやベージュ、ブラウン、アイボリー、グリーン、グレーなど、落ち着いた色の系統であれば、すっきりと癒しのある落ち着いた部屋を演出できます。
また、カーテンやクッション、ラグなどのファブリック製品は、ナチュラルインテリアの特徴である天然素材、木綿や麻などの素材、またざっくりとした素材感があるものを選ぶと、よりナチュラル感を演出することができます。
これら天然素材のファブリックは、長く使っていくうちに生地がやわらかくこなれてゆき、色味も少しずつ変わっていきます。エイジングによる変化を楽しめるのも、天然素材ならではの魅力です。

 ③観葉植物

ナチュラルインテリアは、シンプル!
ともすれば彩りのない無機質な印象になりがちです。
そこで、室内でも飾れるような観葉植物を追加することで、よりナチュラルに自然に空間を華やかに彩ることができます。

ベンジャミン、ガジュマル、ウランベラータといったフィカス系の観葉植物は、丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめです。
最近はエアプランツ、ハイドロカルチャーなど、土を使わない育て方も一般的になり、インテリアとしてグリーンを育てていくのも楽しみの1つとなります。

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ナチュラルインテリアで選びたい家具

木のぬくもりを生かした家具。
というのが大前提です。
その際は、木材の色味を統一させるのもポイントです。木材の種類は、オーク材やパイン材のような明るいものからウォールナットのような濃い茶色まで幅広く存在します。
より大人っぽく高級感をだしたいのなら、ウォールナット系の濃い茶色。
より明るくカフェのような感じにしたいのなら、オーク材系のブラウン系に統一するとイメージに近づけるのではないかと思います。

そして、ソファはできれば布ファブリック系のもの。レザーにするのなら薄めのブラウンかホワイトをおすすめします。
「温かみ」ということがナチュラルのキーワードですので、ファブリックの天然素材感があるとよりマッチします。

クッションでアクセントになる色を取り入れると季節ごとにイメージを変えやすくなり、模様替えも簡単にできます。

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ナチュラルと相性のよいインテリアイメージ

実はナチュラルインテリアと言っても、細かく見てみるとさまざまなスタイルに分かれることをご存知でしょうか?
シンプルでカフェのような空間、落ち着いた大人っぽいナチュラル、遊び心を加えたものなど、その人の好みやイメージはまったく違う表情を見せるのが十人十色のインテリアコーディネートの楽しさですよね。

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 ①ナチュラルインテリア×北欧

数年前から人気となった北欧インテリアは、ナチュラルな中にもデザイン性を感じるアイテムが散りばめられているのが特徴です。
青や黄色などの色味を取り入れたコーディネートや、北欧雑貨やファブリックを使ったディスプレイなども人気です。お部屋に遊び心を取り入れたい方におすすめです。

シンプルな中にも可愛らしいアイテムが並び、眺めるだけで楽しくなる北欧インテリア。お気に入りの布でファブリックパネルで模様替えも簡単にすることができます。
ポイントは照明です。冬になると日照時間が短くなる北欧では、インテリアでも照明が特に重視されています。
デザイン性のある白いペンダントライトやスタンドライトは、明かりを付けていない時にもオブジェとして楽しめるアイテムです。キャンドルなども取り入れて、ほんわり温かみのある空間を演出してあげるとより北欧ナチュラル感がでてきます。

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詳しくはYouTube動画でも説明しています。


 ②ナチュラルインテリア×モダン

シンプルだけれども少しその中に高級感をもたせたい!
という方には、自然素材の「ナチュラル」な要素と、シックで都会的な「モダンデザイン」を組み合わせたナチュラルモダンのスタイルがおすすめ。

モノトーンや濃い茶色や黒を効果的に使うことで、空間の中に重厚感が生まれてきます。
ナチュラルさはラグやカーテン、ファブリックなどの小物で取り入れてあげることによって、空間のまとまりがでてきます。
その際の色は温かみのあるブラウン系かオレンジなどの暖色が効果的です。

注意点としては、このスタイルはかなりすっきりとしたことを求められますので、「床にモノを置かないこと!」が鉄則です。
収納空間を生かして、整理収納を心掛けてくださいね。

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まとめ


同じナチュラルインテリアでも、スタイルによってお部屋の雰囲気に差が出るものです。
ナチュラルインテリアの魅力は、なんと言っても落ち着ける空間そして、温かみのある空間であることです。
自分が落ち着ける空間づくりに、ぜひ役立ててみてください。



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