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インドネシアに住んだことで得たこと-YouTuber(エイジさん)の死去から思うこと

今から予防線を張るのでお待ちください。
※エイジさんのファンは女性層が多いと思うのですが、女性の方は見ない方が良いかと思います。
※今回の件で「本当に泣いた」「ツイッターでバンバン呟いた」人は見ない方が良いと思います。
※なんか煽り系の呟きやらしちゃうやベー人も見ないでほしいかな笑

はい。ということで恐らくむさい男共だけになったと思うので開始します。
前提として今回の件は自分も悲しい気持ちになっています。ただ、その悲しさの定義は様々ですよね。自分は人が亡くなる悲しさと日本における優秀な人を失った悲しさが混じっています。

エイジさんのことどう思ってた?

自分はYoutubeが好きでYoutuberも結構見ていました。ただ、ぶっちゃけエイジさんのチャンネルはほぼ見ていなかったんですよね。表現するなら、クラスの陽キャグループの1人みたいな人でそれを端から見る奴(自分)みたいな感じでした。自分の勝手な妄想ですが、男の視聴者で見てる人って男の中で言えば少数派なんじゃないかと思ってます。なので、自分みたいな立ち位置の人多いのかな?って思ってます。
そう考えると今回の件ってぶっちゃけどう思ってます?包み隠さず申し上げると
悲しいのは間違いない。ネットという実距離はあっても近い距離のように感じた人がいなくなるというのはなんとも言えない気持ちになる。そして人という加害者がいるわけでもないのでやりきれない気持ちになる。ただ、心から自分も泣き喚くような思いでも...
という感じです。同時にここから何を学ぶかが大事だと思っています。

海はやはり恐ろしい

1つ目はこれですね。今回はサイパン島でしたよね。別にサイパン島がどうこうというわけではなく、海は本当に気をつけた方が良いってことですね。
「当たり前すぎるだろ」
って思うじゃないですか。ただ、今回はその当たり前に思っていることでこういったことが起きていますからね。自分は海のプロフェッショナルでもないのであまり注意点を語れないのですが、調べればいくらでも出てくるので海に行く時は本当に気をつけないといけないですね。自分も大学生の時は夜の海によく行ったものですが、未だに見ただけで怖いと思える恐怖感があります。

海外旅行には気をつけて

2つ目はこれです。死というのはある種確率的な話だと思っています。もし、日本のどこかの海だったらどうだったでしょう。確率的に言えば低かったと思います(冬だから入れないっていうアホな意見は止めてくださいね)。もし日本だったら
・係員とのQ&Aコミュニケーションによる事故率の低下
・レクリエーション自体が高品質
・知識の範囲で知っている部分があったりする
だと思います。逆に海外ですと
・細かいやり取りができず、「もしものケース」が解消しきれない
・サポートが手薄
・命が軽い
んですよ。海外旅行に行ったことのある方ならわかると思うのですが、いい意味でも悪い意味でも自由です。例えばインドネシアで山登りが出来るんですが、日本人普通に死んでいます。崖から落ちて硫黄酸の中にまっしぐらなんてこともあります。それはある意味雑な設計になっているのと管理している人と細かいコミュニケーションが取りきれず、もしもの時の行動が不明瞭なまま進みがちなことが原因です。ただ、これって「何とかなるの案件?」って意味ですと「最後まで100%の安全はない」という回答ですね。そして落ちる確率は絶対に日本の同じサービスよりは低いです。

では、海外移住している身として海外旅行で気をつけること、心構えなどなど話していこうと思います。少しでもこういった悲しい事故が起きない為にね。
そして1つ勘違いしないで頂きたいことは、「そんな海外の人の気持ちはありえない!!」「なんでそうなの!」と思うのは違います。これは断言して言えます。価値観の違いなんですよ。日本人の感覚というのは1つの価値観にしかすぎません。意外にわかっていない人が多いのであえて書いておきます。

人が多い国、雑な国なほど命は軽い

日本における命の重さって世界で見てもトップクラスだと思います。事件性の定義が広くすぐにニュースになり討論が始まります。そして遺族には手厚いお金が支払われることも往々にしてあります。ただ、海外はそうではありません。事件性の定義が極端に低いです。まず同じレベルでニュースにはならないのでその事実を知らない人も多いです。そして、人が死ぬことは悲しいです。海外の人が亡くなった時もその家族は日本人と同じくらい悲しみます。ただ、値段が違います。勿論、海外保険手当など日本から支払われるものはありますが、海外における死の値段が低い為、海外における施設のサポートも手薄で自己責任なところが多いです。
日本だと「死ぬような危険ではないんでしょ?」っていうレベルでサービスが提供されていますが、海外は「死ぬこともあるよ」というレベルでサービスが提供されています。
「そんなんわかってるよ」
って思うかもしれないですが、改めて認識してもらえると嬉しいです。

死は確率の選択

先述にも述べましたが、死は確率だと思ってます。年齢が上がるにつれて死の確率は上がり、その確率も様々です。学生というのはほぼ皆が同じ生活をしていて、確率を左右するものは色々ありますが若いので食べ物で不健康になって死ぬこともないですし、通学だとか体育だとかそういったものだと思います。ただ、大人になってくると健康状態も影響してきますし、移動範囲が様々なので確率が全然違います。仮に50歳の人たちを並べるとすると
・毎日家にいる人(所謂ニート)
・商社で毎日首都高を爆走しながら営業する人
・車で通勤してオフィスワークをする人
・工場で日々製造する人
これだけでも全然違います。50歳のニートだって外的要因がなくて安全に見えても食が悪すぎて癌になることだってあります。首都高で爆走する人なんてのはそりゃ危ないですよ。そんな感じで当てはめていくと海外というのは日本にいるよりも死亡確率をぐーーーーんとあげます。
常識、価値観、知らないこと、コミュニケーションロス
挙げたらキリがないんですが、海外に行くというのはリスクと引き換えに楽しんでるってことですね。
ただ、世の中難しいものでリスクと引き換えでしか味わえない楽しさというのもあるので。選択は自由です。
「俺は何が何でも死なないんだ」と思うのであれば、海外に行くのは止めて、毎日筋トレして笑いあえる友達と寄り添える彼女/奥さん、安定した収入を得る為の努力をし続けることです。余談はそれくらいにして
日々の生活というのは死の確率を「上げる」「下げる」の選択をし続けているとも言えます。最近は海外に行く人も増えてきたので「楽しい思いをするんだ!」というのが大前提だと思いますが「死のリスクが付きまとっている」とも考えたほうが良いでしょう。その思いがあるだけで、細かい行動で死の確率を下げる選択が取れるはずです。

後悔をしない生き方を

幸いにも自分の周りには亡くなった人はまだいないのですが、分からないものです。家族、友達、恋人などなどあたなにも大切な人がいると思います。そういった人と「今日終わっても満足だ」なんてことはないと思いますが、近づけることはできると思います。出来る限りのことをしましょう。そして、それは生き方にも言えます。
「今自分が死んでも満足出来るか?」
これも100%なんてものはないと思いますが、近づけることは出来ます。自分は海外移住をし「リスクをとって得ているもの」があります。今死んでも死に切れないんですが、自分において言えば「同じ時間軸を日本で過ごすよりはよかった」と思っています。よく言われている言葉ですが、
「やらない後悔よりやる後悔」
これはまぁそうなんすよ。人は行動と思慮で成長し満足に近づきます。その行動を司る言葉としてあると思うのですが、もし今「何か違う」と思うのであれば行動するべきです。自分が思うことに対して。死の確率なんてのは若い内は1%にも満たない低さです。なので実感も湧かないですが今回の件で少しは思うことがあったと思います。ぜひ満足のいく人生を歩んで欲しいです。
大丈夫です。ここから情報商材は売りつけないのでw

と言うことで、色々と話しましたがエイジさんの年代で言えばかなり優秀な人を失ったと思っています。これは日本における損失ですし、「悲しもう」だけで終わるのはもったいないです。彼の死を次に繋げることが悲しんでいる人が出来ることだと思います。

それでは。

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