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ハノイの寺には3種類!?

ハノイにはお寺がたくさんあります。小道に入ればほらお寺。大きい道にもドンとお寺。どれも同じように見えますが、実は「お寺っぽく見えるもの」には3種類あるんです。見分け方を知るとハノイ散歩がますます楽しくなりますよ!

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見つけた見つけた「お寺っぽいもの!」と思ったら、門や壁に書かれた文字を探してみましょう。例えば、下のような表示があれば、仏教寺です。

Chua看板

Chùaというのは、仏教をメインとしたお寺です。これは「バオアン寺」というお寺の看板です。他にも似たような佇まいで違う表示があるので、ぜひ門の文字や看板にご注目ください。

Chùa(チュア)…仏教をメインとしたお寺。よくあるレイアウトとして、堂内の中央に仏教関連の像、左右に道教と儒教の像が祀られています。

Đền(デン)…国の英雄や神霊を祀る神社。1945年まで公文書などで使われていたベトナム漢字(チュノム)では、土へんに殿と書きます。

Đình(ディン)…町や村の集会所であり、地元の守護神を祀る神社でもあります。漢字で「亭」と書きます。

その他にも、「霊祠」と表示される施設もあります。これはデン、ディンどちらにもあてはまる施設で、神社であり集会所でもある場所です。

また、「鎮武観」「玄天観」というように「観」がつく施設もあります。こちらは道教のお寺です。

これから少しずつ、ハノイの素敵なChùa、Đền、Đìnhをご紹介していきたいと思います。



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