ルシファー大山田の経営学セミナー
こんにちは、大山田です。
今日は商売についてお話したいと思います。
まず、商売の基本。
安く仕入れた物を高く売ればいいわけです。
この買った時に払ったお金と売った時にもらったお金の差額が粗利、儲けとなります。
でもこの儲けたお金で、家賃や人件費、消耗品などの諸費用もかかります。もし借金をして開業したのなら、返済もしなくてはいけません。
それらをすべて払った時、手元にいくら残るでしょうか?
そこで把握しておかなければならないのが、損益分岐点です。
まず、家賃、リース料などの固定費があります。
これらはいくら売っても売らなくても必ず発生する費用ですので、最低限必要な金額になります。
つづいて原材料費、外注費などの変動費があります。
たくさん売り上げるほど、原材料費も比例して増加していきます。
つまりいくら売上を出せば、固定費と変動費が払えて、利益が出るかというライン、これが損益分岐点です。
人の目につきやすいいい所で売れば家賃が高い。
いい材料を仕入れるために仕入れに費用がかかる。
お客さんに買ってもらいやすいように販売価格を下げる。
これらの要素はすべて損益分岐点を高める、つまり売上をたくさん伸ばさないと利益が出ない。売上が伸びないとすぐ赤字になる。
ここからが今日の本題です。
これから損益分岐点を究極まで下げて、利益が出しやすい商売の構図を説明します。
ここに1つの石があります。
これは今朝、先生が河川敷を散歩した時に目についたので拾ってきた石です。結構河川敷ってこんなきれいな石が転がっています。
そしてこれ、ペットボトルです。中身は水です。
このペットボトルのラベルをはがして、こちらの100均でも買えるマジックで、ボトルに『ガンジス』と書きます。
今日は室内ですので、大きめのボウルを用意しまして、この中に石を入れます。
それからこの石に『ガンジス』と書かれたペットボトルの水をかけます。
あとは、この石を『幸せになれるパワーを秘めた石』として3万~10万円で販売します。
これだと、家賃などの固定費はゼロ。原材料の石の仕入れもゼロ。ペットボトルとマジック代を考えても、石が1つ売れたら損益分岐点クリアとなります。
ここまでで質問ある人いますか?
おい、君!勝手に席を立つな!セミナーはまだ終わっとらんぞ!
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