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【胸襟を開く】~心趣渉猟~佐藤一斎『言志耋録』

おはようございます(^o^)
皆さんにとって新しい一日の始まりです!

人は皆、本来は仲良くしたいもの。
訝(いぶか)しいよりは、気軽に話せるほうがいい。

💧ひとしずく💧 心の距離を近づける

今日も、笑顔あふれる一日にしよう🤗

今日のお題…【胸襟を開く】

🤔 胸襟を開けないとどうなっていく?

さすがに初対面だと、お互い挨拶くらいはする。
ただ、いつも挨拶だけだと、心の距離は縮まらない。
休日の出来事や気持ちなど、話題は何でも良いのだと思う。
ひと言ふた言、開示していこう。

#習慣にしていること

<朝5分の潔め!・泉石俳句・今日の学び>

✨ 朝5分の潔め!
今日は洗濯機のくず取りをしました(拜)

🔖 さらさらとたださらさらと寒稽古 ~泉石

📖 地方官の心得四則 その四/言志耋録-276

凡そ大都を治める者は、宜しく其の土俗人気を知るを以て先と為すべし。
之れが民たる者は、必ず新尹(しんいん)の好悪を覗う。
人をして覗わざらしめんと欲すれば、則ち倍(ますます)之れを覗う。
故に当に人をして早く其の好悪を知らしむべし。卻って好し。
何の好悪か之れ可と為す。
孤寡を恤(あわれ)み、忠良を愛し、奢侈を禁じ、強硬を折(くじ)く、是れを可と為す。**********************************************************************************

〔主旨〕自己開示

〔自己との対話〕
長たる者は特に、どんな人がいるのか、どんな気持ちなのかを早めに把握しておく必要がある。
お相手も、どんな長なのか、知りたいものだ。
そうはいっても、あまり関係性がなければ、ずかずか踏み込んで尋ねることもできないものである。

翻って、

💡「自分から先んじて明らかにする」

壁や扉は、厚ければ厚いほど聞こえないものだ。
厚いままで、相談事など持ちかけられる訳はない。
聖書の言葉にも、次のようにある。

☑「与えよ、さらば与えられん」

今、手にしたいものがお相手の気持ちだとすると、まず自分の気持ちをお相手に伝えてみよう。
徐々にその距離を縮めるには、まず自分から自分のことを明らかにしていくのが近道だ。

(現代語訳)
大都会の長たる者は、その土地の風俗や住民の気質を真っ先に知らなければならない。
都会の住民は必ず新長官の良否を知ろうとするものだ。
長官が住民に知られまいとすれば住民は益々知りたがる。
だから長官たる者は住民に早く自分を知らせるのがよい。
こうすることかえってよいのである。
それならば、どういう良否が良いのか。
孤児や寡婦を憐れみ、忠実で善良な人々を愛し贅沢を禁じ、強く乱暴なものを挫く。これが良いのである。

#佐藤一斎 #朝5分の潔め #泉石 #俳句 #六中観
#今年学びたいこと

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