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ドラクエ11の矛盾。

ドラクエ11の話です。
ネタバレがあります
結論を先に書いとくと、ドラクエ11は「無いかもしれない」って話です。

周知のこととおもいますがドラクエ11には矛盾があります
細かいことを突っ込み始めるとキリないので、今回は時のオーブ破壊の一点に絞ります
作中2回時のオーブ破壊があるわけですが
1回目(初回クリア後)は勇者以外の世界が巻き戻ったような演出
2回目(裏クリア後)はセニカが戻った世界でローシュと会う演出、しかし勇者がいる元の世界もパラレルワールドのように存続している

勇者とセニカは同じことをしたはずなのに起きた現象が違うように見える

それっぽい図
2回のオーブ破壊の後に起きた現象は、二律背反の関係

これによって世界が分岐していると言う考察がいまだに根強い(気がする)。
ただ堀井さんは「一つに収束する」と言われました(パラレルワールドが生まれたわけではない)

僕もそうだと思います。
僕の考えを端的に書くと、「分岐はしておらず、プレイヤーが見た映像が真だとは限らない

「セニカが世界を巻き戻しローシュと再会する」
「イレブンは一度世界を巻き戻し、仲間たちを救って平和に暮らす」
という大きく矛盾した二つの結末が両立しているように描かれているが、実際にはそのどちらか一方、

もしくはどちらでもない。

セニカがローシュと会った記憶も幻かもしれない。
勇者が導き手とともに剣を大樹に収め、相方と幸せに余生を暮らす記憶も幻かもしれない。
幻をプレイヤーが見せられただけで、実際のロトゼタシアではもっと悲惨なことが起きていたかもしれない。

これが僕の考えです。

正直、ゲームの結末が実際には違うかもしれない、と言う結論は考察の放棄のように思えます。でも、11はそういうものだと収めておいたほうが、他のドラクエ作品の考察に影響が少なくて良いような気がします。

おかしいってとこがあったらコメントで突っ込んでください

結末が偽かもしれない→ドラクエ11は無いかもしれない の間を補足

結末が偽だとすると、当然どこまでが真でどこからが偽かという話になります。それが定まらなければ、そもそもドラクエ11のオープニングから偽であるとも言えてしまうということです。

1回目のオーブ破壊に主人公が失敗していたのかもしれないし、大樹崩壊時点で世界が終わっていたのかもしれない。ただドラクエ11はそのものとして地続きに作られているはずなので、真と偽の境界が定まるような根拠が見つかることは今後ないと思ってます。

考察を放棄すると言うよりは、ドラクエ11を派生作品とみてロト編から一度切り離しておくイメージです。

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