見出し画像

「バドミントン 負けないこころの作り方」を読んで

バドミントンにおけるメンタルについて考えようと、リオオリンピック女子ダブルス金メダリストの高橋礼華選手の「バドミントン 負けないこころの作り方」を読んだので、そこから学んだことをまとめてみました。

①バドミントンにおけるメンタルの重要性

 まず最初に印象的だったのが以下の言葉でした。

「バドミントンはメンタルが一番大事だよ」

 世界で活躍するトップ選手が技術や体力ではなく、メンタルが一番大事とおっしゃっていることにまず驚きでした。また、バドミントンで強くなるためにメンタルはどれぐらい重要なのかについては、

「メンタルと技術の割合は7:3」

とおっしゃっています。今まで自分はバドミントンを強くなりたいと思い、技術や体力に焦点を当てて、トレーニングしてきましたが、メンタルについても改めて見直そうと感じました。

 特にバドミントンは点の激しい取り合いで勝敗が分かれるスポーツです。世界ランクトップの選手でも接戦の末、勝利することが多いと思います。そんななか、勝ち続けるためにはやはりメンタルの影響というのは非常に大きいものだと改めて感じました。

②バドミントンをよく知る

 バドミントンで強くなるためには、その競技特性をよく知ることが重要です。本書では以下のように記述されています。

「バドミントンが強くなる1番のポイントは、バドミントンをよく知ることに尽きます。」

 バドミントンを相手よりもよく知ることが自信になり、勝敗を分ける要因になるなのかなと思いました。今はYoutube等の動画配信サービスでトップ選手の試合をいつでも気軽に観ることができます。自分もまだバドミントンを知らなすぎると思ったので、まずはもっと観ようと思いました。

③練習でのメンタルと、試合でのメンタル

 練習と試合でのメンタルについては以下のようにおっしゃっています。

「練習では世界で一番下手で弱いと思え、試合では世界で一番強いと思え」 

 自分は練習では慢心せず、試合では過剰なぐらい強い自信を持つことが大事だということだと解釈しました。

 色んなクラブに練習に行くと自分よりレベルが下の選手、レベルが上の選手様々なレベルの選手と打つことがあります。この言葉を読んで、レベルが下の選手とやるときに自分は手を抜いてしまっていることが多いなと反省しました。常に改善点を考え、どんな時も向上心を持つことを忘れずに練習しようと思いました。

 また試合の時は、周りのアップする様子や、試合を見て、強そうだなと少しビビってしまうこともありました。でも意外と試合をやってみるとそんなに実力差がなく、接戦になったりすることもあります。大会等で優勝するには「世界で一番強い」というぐらい、極端な自信を持つことで結果も大きく変わってくるのだと思いました。

最後に

 今回始めてバドミントン選手の書いた本を読みましたが、バドミントンの実力向上に役立つ情報を多く得ることができました。他にも桃田賢斗選手の本などもあるので、読んでみて、またまとめたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?