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※旧Ver【第4回にじさんじマリカ杯】ライバーの「ランク分け」をしてみた

12月30日追記
第4回大会の結果も踏まえ、新たな計算方式を採用することにいたしました。
それに伴い、新たに記事を書き上げました。
こちらも是非ご査収ください。

お久しぶりです。
約半年ぶりの新作になります。
またよろしくお願いいたします。

早速本題に移ります。
12月5日、にじさんじライバーの剣持刀也氏(以下「剣持」)から、毎年恒例『にじさんじマリカ杯』の第4回大会の開催が発表されました。

さて、この配信内にて、団体戦の開催も発表されました。
立ち位置としては、テコ入れや前夜祭とのことですが・・・。
間違いなく、十分な盛り上がりが期待されます。

そして、このチーム分けに際し動画内で以下のような言及がありました。
「実力に関しては、本当にランダムでやった場合明確な差が出るのは目に見えている」
(団体戦に関する言及は、31:30~)
この対策として、剣持は独自にライバーをランク分けしたとのことです。

私は、1人のにじさんじファンとして、この「ランク分け」が気になってしまいました。
そこで、参加が予想される主要ライバーを、過去大会の成績や配信内での実績等を軸に、こちらでも独自にランク分けしていこうと思います。

要するに、本記事は少しでも剣持の思考を知りたいという、イカれたオタクの調査報告書になります。
是非、ご査収ください。

使用する情報について

今回の調査では、以下の順番でライバーに得点付けしていきます。
基本的には、過去大会での成績をベースに、各ライバーの『評価点』を算出していこうと思います。

①第2回・第3回大会での成績
②第1回大会の成績(若干の加点程度)
③その他個人配信枠での公開レート(特別枠)

なお、②の第1回大会の成績は、今回はそこまで大きく考慮しません。
最大の理由としましては、2つあります。

1つは、第2回以降との参加人数の規模の違いです。
第3回の予定参加者数が77人に対し、第1回は半数以下の34人です。
そのため、単純に競争率が低く、第2回・第3回と同じように評価するのは難しいと判断しました。

もう1つは、第1回大会が約3年前という点です。
まず、マリカ自体の当時の環境と今の環境が大きく違っているのです(ショートカットの発展や指導者等の有無など)。
また、大会自体も第2回でようやく現在のスタイルが確立されました。
これらを考慮すると、やはり同様に評価するのは難しいと判断しました。

以上より、第1回に限り、決勝上位6名までのメンバーのみ、設定した得点を加点します。

また、③の加点はシェリン固有の特別ルールです。
彼は、第3回大会終了後にマリカにどっぷりハマり、結果として現在の個人レートがにじさんじ内で最高点を記録しています(12月7日時点でのレート:15567)。
※一般に1万超えから上級者、第1・3回チャンピオンの鳴くんが12000程度

よって、特別枠として評価点に加点を行います。
おそらくいないと思われますが、シェリン以外にもこういったライバーが発見された場合、同様に加点・再評価を行う予定です。

評価の方法(①について)

まず、第2回・第3回の「各レースで実際に獲得したPt」を全て算出します。
(例. 第3回準々決勝の剣持の得点:31pt)
次に、レースレベルに応じて重みづけを行います。
※詳しい計算方法については、後日別記事で解説するかもしれません
1つ言えることは、複数の大会、複数のレースにわたって安定して戦えるライバーほど、今回採用した計算式では高く評価される、ということです。

第1回に関しては、先述した通り決勝上位者のみ加点しました。
また、シェリンに関しては完全に例外的に加点しました。

評価点の例(剣持刀也)

【第1回大会】
予選:2位(30Pt)
決勝:4位(49Pt)

【第2回大会】
予選:6位(30Pt) ※予選敗退

【第3回大会】
予選:2位(32Pt)
準々決勝:3位(31Pt)
準決勝:4位(34Pt)
決勝:9位(32Pt)

【ランク】
本計算式での評価点:156.5
総合評価:B(決勝進出者候補)

にじさんじマリカ杯ランク

分析での評価は、単純な走力だけでなく、その他の能力も加味した結果となっております。
例えば、先述した安定感だけでなく、なぜか次戦進出を果たせた時の運など・・・。

そういった部分も含めて、一指標として見ていただけると幸いです。
※シェリンに関しては、先述した通り他ライバーの実績や本人の過去大会成績を考慮して、例外的に評価点を設定しました

それでは、Sランク~Dランクまで発表していきます。
(Cランク:現状、決勝上位入賞が狙えるギリギリのライン)
なお、算出した全ライバーの評価点の平均値は76.2、中央値は43.7、標準偏差は77.3でした。

S+:偏差値75.0~ 優勝候補最筆頭
叶:283.4(76.3)
不破湊:276.6(75.5)

S-偏差値70.0~ 決勝上位(1~6位)候補
神田笑一:259.4(73.3)
葛葉:250.0(72.1)
シェリン・バーガンディ:250.0(72.1)※
成瀬鳴:243.1(71.2)
アルス・アルマル:234.0(70.0)

A偏差値65.0~ 決勝進出の可能性大
社築:231.0(69.7)
イブラヒム:223.0(68.6)
三枝明那:220.3(68.3)
星川サラ:210.0(67.0)

B:偏差値60.0~ 決勝進出の可能性十分
笹木咲:193.7(69.7)
本間ひまわり:186.7(64.0)
春崎エアル:185.4(63.8)
長尾景:165.8(61.3)
剣持刀也:156.5(60.2)

C:偏差値55.0~ 準決勝進出の可能性十分
弦月藤士郎:125.2(56.2)
フレン・E・ルスタリオ:120.8(55.6)
森中花咲:117.3(55.2)
リゼ・ヘルエスタ:116.5(55.1)

D:偏差値50.0~ 予選突破の可能性十分
奈羅花:112.1(54.5)
卯月コウ:109.7(54.2)
ラトナ・プティ:109.7(54.2)
エクス・アルビオ:85.1(51.1)
ベルモンド・バンデラス:82.4(50.7)
安土桃:82.3(50.7)
愛園愛美:78.2(50.2)

最後に

データをまとめてみて、いくつか分かったことがあります。
まず、上位層と下位層の差。
ライバーの評価点を分布図にまとめると、剣持から藤士郎の間・・・つまり、BとCに大きな隔たりがありました。
おそらくここが上位進出の壁になっているのです。
ライバーが準決勝・決勝に進出するためには、剣持という名のBランクの番人を超える必要があるのです。
そう考えると、いかに「マリカにじさんじ杯」がハイレベルな大会なのかが分かります。

また、上位層の中でも神田君や明那、アルス、星川といったメンバーも評価点がかなり高くなっております。
表彰台こそ登れていませんが、彼らもまた安定感に定評のあるレーサーです。
今回の評価法で、彼らの実力を改めて「見える化」出来たことに対し、個人的には満足感があります。

本記事は、完全に一にじさんじファンの好奇心によって作成されたものです。
決して公式化、一般化するべきではないとは思っておりますが・・・
大会を楽しむ際のデータとして用いてもらえれば、非常に嬉しく思います。

また、この分析法では新人さん達や過去大会未参加者は洗い出せません。
ともすれば、思いもよらぬダークホースの出現も考えられます。
そういった視点からも楽しんでいただけると幸いです。

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