見出し画像

初めての出産レポ〜長男編〜

初めての出産は不安ですよね。
私もとても不安でした。
長男は3歳になりましたが、当時出産した時のことを記録していたので、投稿しました。長くなりますが、妊娠中から産後まで細かく書いていますので、ぜひ読んで参考にして頂けると嬉しいです。

妊娠中〜出産・産後まで

妊娠30週
絨毛膜羊膜炎と逆子ということもあり、切迫早産で入院。

妊娠31週
1週間で退院。退院後に逆子を治す体操など行う予定だったが、退院時までに自然と逆子は治っている。自宅で安静と張り止めの薬服用。

妊娠36週
臨月に入るが子宮口は開かず子宮頚管も硬い。安静とは一変、散歩などで体を動かして下さいと言われる。

妊娠37週
生産期に入り、子宮頚管を軟らかくする注射を開始。週3回通院。この頃実家へ里帰り。

妊娠40週0日
予定日になるが子宮口に変化なし。あと3日待機し4日後に変化なければ誘発で入院予定。

予定日3日後の入院前日
もう諦めていつもの散歩は控えめにし明日に備えようとするが……

ここから時間細く書きます。

40週3日
18:00 母とスーパーで夕飯の買い物。入院前にと大好きなお寿司とケーキを購入。

19:00
生理痛のようなお腹の痛みあり。
時々前駆陣痛と思われる痛みがあったのでそこまで気にしない。1分くらいですぐに治まる。
(今思えばここから開始していたのかも)

19:30
TVを見ながら、夕飯のお寿司を食べる。

20:00
食後にケーキを食べたいが、下痢の時のような腹痛がありトイレへ。
(元々便秘で薬を服用中。便秘や下痢で腹痛が起こることはよくあった。)

20:30
便意あり少量排便あるが腹痛は治まらない。
しばらくトイレに籠もって頑張るも出ない。腹痛は波があり強まる。

20:45
腹痛は治らないがせっかく買ったケーキを痛みに耐えながら食べ始める。あまりの痛さにここで初めて陣痛なのかと思い始める。

20:55
このまま入院は嫌だ…何を思ったかお風呂に入る。

21:00
シャワーを浴びながら激しい痛みが来る。温まってより促進されている感じ。すでに3分おきの陣痛。
痛む間は何もできず治まっている間に洗いなんとかお風呂から出る。

21:20
すでに汗だく。髪は乾かせず母に乾かしてもらう。それでも痛みの治まっている中ドライヤーをかけてもらいながら、さっきの食べかけのケーキを食べる。

21:30
とうとう産院に電話。痛みの治まっている時にかけたため必死さは伝わらず、30分経って痛みが続いていたらまた連絡するようにと一旦電話を切る。

21:45
3分おきに痛み続ける。

22:00
再び産院に電話。今から向かって下さいと言われる。

22:05
母の運転で出発。向かう車内で夫に連絡。

22:30
産院に到着。すでに痛みが治まっている間は1分もなく、歩いて院内まで入るのに苦労。

22:45
最初の触診。なんとすでに子宮口8cm開大。陣痛室を通り越しすぐに分娩台へ。先生になんでもっと早く連絡しないと怒られる。

23:00
もう産まれそうとザワザワする。

23:10
夫が到着。間に合わないのではと看護師さんたちが言っていたので一安心。

23:30
夫にテニスボールでお尻を押してもらいながら痛みに耐える。

これがよく言う「いきみのがし」でしたが、これは便意にとても似ています。私の場合、便秘持ちで下剤服用中、妊娠中痔になり治療して治りかけ、ということもありとにかく肛門に意識が。私のいきみのがしは、痛みを耐えるのと、とにかく便が出ないように押してもらって肛門を封じたい、という気持ちでした。

その後、子宮口全開大

貧血気味で意識が朦朧としていて細かい時間は覚えていない。

ここからは意外と進まず…

赤ちゃんの心拍が弱まり焦る先生や助産師さん。
会陰切開 人工破水 吸引など行う。

個人差があるようですが、この会陰切開は、陣痛の強い痛みのせいか全く痛みを感じませんでした。
人工破水、吸引についても母体は特に何も感じませんでした。

1:18 
出産 (妊娠40日4日)

その後、胎盤も出る。

最初の痛みから5時間、病院到着から2時間半。初産としては短めだが、助産師さんたちの最初の見解よりも思う通りに進まず、後半に時間がかかった。
ここから1時間以上産後の処置。

産道が切れ大量出血。切れた産道と会陰切開部を縫合。この縫合についても個人差があるようですが、私は貧血と痔の痛みと出産の痛みで、全く痛みを感じませんでした。

処置を受けながら先生に太り過ぎだと怒られる。(妊娠前から14kg増加)
太ったせいで産道が浮腫み、赤ちゃんがなかなか出て来れず苦しかったと…。反省。そのため思ったより時間がかかったそう。
切れた部分が多くかなり縫い、出血も止まらないため3mのガーゼを挿れ明日まで様子を見ることに。

2:20
処置終了。その後1時間分娩台で安静。

3:30
部屋に戻っていいとのこと。歩いて向かうはずが、貧血でふらふらのため車椅子。待っていてくれた夫はここで帰宅。
会陰の縫合部と再発した痔の違和感で、産後の排尿はしばらく出ない。ちなみに排便は3日間出なかった。
翌朝には無事産道の出血は止まった。

こんな感じで無事長男を出産。
本当に出産て奇跡なんだなぁと思いました。

私が出産で学んだこと

おしるしや破水もなく、急に陣痛から始まる出産もある。

「徐々に陣痛の感覚が狭くなるので、初産は痛みが10分おきに来るようになったら連絡を下さい」を真面目に受け取りすぎない。 
気になったら電話。初めて来る規則的な陣痛が10分以下だったとしても電話。

陣痛で産院に電話する時は痛みが来ている時に。治まっている時に電話をすると痛みの強さや必死さが伝わらずまだ様子を見てよいと判断されることも。

間隔の狭い陣痛が来てからの入浴は無理。入浴は余裕のある時に早めに。そして、入院前にお風呂に入っても結局出産で汗をかくので意味ない。少しの間お風呂に入れないことなんて全く気にならない。

痔があると陣痛、出産の痛みと共に痔の痛みに苦しむ。そして痔があると、いきみのがしの感覚が難しく、便が出てしまうような気持ちで集中できない。便秘があれば早めに産院で下剤を処方してもらい、とにかく痔にならないように気を付ける。

いきみのがし中に便が出たい気持ちになるが、実際いきみのがし〜出産中に便が出てしまうことはあるあるのよう。助産師さんたちには見慣れた光景なのであまり気にせず出産に集中してよい

太り過ぎると産道が浮腫み、赤ちゃんの通り道を狭めてしまうことが、赤ちゃんの命に関わる。そして、赤ちゃんの通り道が狭まることで赤ちゃんが通る時に産道が避け大量出血や処置が大変になる。その他太り過ぎでのリスクはたくさんある。やはり体重管理は大事。

そして、(個人的には)

陣痛はとにかく痛くて苦しかった。よく痛みは産んだ瞬間忘れる、と言うがそこまでは言い過ぎ。でもその痛みよりも、産んだ後は達成感すっきり感、何より赤ちゃんに会えた喜び、幸福感でいっぱい。そっちの方が勝る!

こんな感じです。
長々と読んで下さり、ありがとうございました( ˊᵕˋ )

次回「次男出産レポ」投稿予定です。