大学院を中退した話 中退の具体的手続き
どうも、AKiRAです。
さて中退の具体的な手続きについて解説していきましょう。
中退を検討している方に参考になれば幸いです。
前回までのお話は次の記事を参考にしてください。
書類の用意と提出、そして奨学金
まずは「退学願」を教務課より入手しましょう。
このご時世では信じられませんが、なんと直接大学院の事務に行く必要があります。
しかし私の場合、大学院はもちろん大学の敷地にはいるのすらできませんでした。なので教務課にメールで事情を説明し自宅へ郵送していただきました。
大学に行くのもはばかられる人はメールで大丈夫です!
そして退学願に記載する内容は
● 退学する理由(一身上の都合によりで問題ありません)
● 退学する本人の自筆と捺印
● 保証人の自筆と捺印(事前に説明してお願いしましょう)
● 担当教員の捺印
これらが一般的でしょう。
そう、担当教員の捺印が必要です。
通常、担当教員に対面として退学する旨を説明してその場で捺印をもらいます。
私の場合は二度と顔を合わせたくなかったので教務課に理由を説明して、一方的に大学院へ送りつけ、少し時間がかかりましたが受理されました。
おそらくですが、私がなぜ大学院へ行かなくなったのか、大学院のお偉方より担当教員へ調査があったのでしょう。
それ故、提出から数ヶ月立って受理の連絡がきました。
閑話休題。
これは少ししたコツ、というかある種の逃げ道ですが、奨学金をもらっている場合は退学すると当然奨学金はもらえなくなります。
しかし、退学希望日というのを自身で決めることができます。
私は大学院は大嫌いになりましたが、サークル関係や学部生時代からの友人とはせめて最後までは一緒にいたく、親を説得してその地方に3月までいました。
その間、お金が必要だったので、奨学金は命綱でした。
そこで教務課に無理を言って退学日を3月末にしていただきました。
これで奨学金は卒業?期間までもらうことができました。
教務課の方には本当にお世話になりました。
再三申し上げていますが、在籍期間中に授業料を納めていないと除籍扱いになるので、タイミングには注意しましょう。
書類提出後の大学院での流れは、
● 書類に不備がないかの確認
● 教授会での承認
● 事務的処理の後、退学通知届が届く
こんなところです。
教授会でどのようにボスが責められたかは想像に難くないです。
研究室の荷物を回収する
さて、研究室には全くもって未練はありませんが、一日の75%は過ごしていた研究室には私物が大量に残っていました。
研究室に行ける状態の方は、立つ鳥跡を濁さずの精神で荷物を回収しましょう。
私のように大学の敷地をみるだけで吐き気がするレベルの人は、諦めるか信頼できる友人に頼みましょう。
私の場合は友人に頼むのも憚れたので完全に放置しました。
ノートPCや貴重品はたまたま持ち帰っていたので、精々大量の資料が残るぐらいでした。
その中には自費で買った高価な本も多数あり、今思うとかなりもったいなかったと思います。(だいたい売値で10万以上はかたい)
正直、研究室が汚れようがどうでもよかったので何も気にしませんでした。
以上となります。
次回も中退にまつわる話をメリット/デメリットで切り分けてお話します。
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