選択

夜に書いているので皆さんこんばんは。
毎回記事を日記として書いているので毎度自分の内面の話になりがちなのですが、今回も自分の内面の話です。

この記事を読んでいる皆さんは自分に自信がありますか。自信とは書いて児の通り自分を信じるということなんですが、そもそも自分を信じるってどういうことか私は最近身を持って体感しました。
つい最近会社経営をしている人と会う機会があり、その人は社会人向けのビジネス講習をメインとしたさまざまな事業を行っている方でした。私はその経営者の方を紹介してもらい会った際に、自分(経営者の方)がやっている講習を受けてみないかと誘われました。今考えれば恐らくマルチではないけれど人によっては詐欺ではないか、本当に金額に見合う内容なのか、疑う気持ちを持つと思います。私もその中の一人で、実際に疑いをぬぐい切れずにお断りしました。そしてこの話の本題はこの経営者がマルチの誘いをしたかどうかではなく、なぜ私が断ったのか、という点にあります。
この誘いを受けた際の前提条件が「費用の最低ラインが60~70万」、「経営者に引き合わせてくれた人、経営者と会ってから日が経っていない(1週間未満)」、この2点から相手のことを信用できずにいました。そしてただ相手のことを信用していなかったからという理由だけで断ったのではなく、「信用できない」という思いの中に「その選択をしようとする自分を信用できない」という気持ちが隠されているのだと思います。新しいチャレンジをするのが怖い、失敗するのが怖いということ全般に言えるのがその選択をする自分を信用できない、責任を取れないあるいは取りたくないという気持ちがありました。
当たり前ですがその経営者の方は恐らく私や他の大多数の人間から見るとお金も稼いでいるし自分の意見や考えもしっかりあるから成功しているように見えています。しかし実際はその人は自分自身を信用しているから「自信」があるだけなのだと思います。今考えればそこに付いていた結果がその人にとっての人生です。そこには失敗も成功もなくただ結果として「経営者」という肩書が付属していたように思います。私がその人の誘いを受けなかったことも私自身の選択でその人が提示してくれた選択肢を取る自信はなかったけれど、断るという選択肢の自分を信用することは出来たのです。その選択肢を断った時に「他責思考」「やらない言い訳をしているだけ」「他人に流されている」と自分の自信のなさ、信用する部分の違いについてアドバイスをしてもらいましたが、どんな選択をしても自分を信用した結果として今後の人生が続いていくと思っています。私がもし経営者の方の選択肢を断り切れずに選んでいたらどんな結果であれきっと〇〇のおかげ、〇〇のせいと自分を信用した結果と認められなかったでしょう。
だから私はこれからも自分の人生を選択し続けます、自信を持って。不安なら安心の方に、不安でもチャレンジしたいならチャレンジする自分を信用します。自信がないと言う人間は数多くいますし私自身もその一人ではありますが、自身の捉え方の違いでどんな人間もずっと自分の人生を自信を持てる選択肢を選び続けているのではないでしょうか。

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