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はじめに

ハローワールド!マイクです。
 子供の頃、”はかせ”というものに憧れてました。”頭が良くて閃きで凄い物を作る人”なんてざっくりとしたイメージだけで好きでした。フィクションの世界ではヒーローが世界を救うのですが、必ず”はかせ”なる人物のサポートがありました。とてもかっこいいと思いました。
 今でもかっこいいと思います。世界にある大小数多くの問題を、過去・現在・未来の”はかせ”達の努力(研究)で解決に導く手助けができると信じでいるからです。
 今回の「学者の真似事」シリーズは、子供の頃の憧れが原点になっています。
すみません。(笑)

文系から情報系へ

 私の学生時代はゼミに参加する事は必修科目でした。成績も全く良くなかったので、良いゼミ(積極的に活動しているゼミ)には当然入る事はできませんでした。卒業までに、”ろんぶん”という題名の読書感想文を書いて卒業しました。今考えると大変もったいない事でした。研究を業としている方々が多くいる環境に居ながら何も学ぼうとしなかったのですから。”ろんぶん”も読書感想文の中でも質の悪いものだったかもしれません。内容が思い出せない。すみません。(笑)
 卒業してIT系の仕事につきました。コンピュータが好き、プログラマってかっこいい、どこに居ても仕事ができそう、只それだけの理由でした。日本のIT労働市場は面白いもので、別に専門的な知識がなくても新卒だったら仕事につく事ができました。小さいSI屋に就職して、プログラムの作成、テスト、プログラムの設計、システムの設計をやっていくうちに何か自分には足りてないモノがあると思い始めました。
 そこで思いついたのが”理系の学校に行こう!”でした。もっと自分にはしっかりとした基礎が欲しいと思ったんですね。色々調べました。大学や大学院、社会人向け、通信制。お金がなかったのと、基礎からやりたいと思ったこと、働きながらなので時間に制約があること、などの理由から情報系が学べる通信制の大学に編入する事にしました。編入学だったのですが、休学を何度かしたため10年くらいかけて卒業しました。ここでの目標は学問で基礎を学ぶことだったので、研究室には所属せず、卒論も必須ではなかったので書きませんでした。今はそれが間違いだと思っています。卒論は集大成として書いた方がよかったです。

大学院の授業を覗いてみる

 SI屋を辞めて、専門性が更に求められるセキュリティー分野の会社に就職してしばらく経った頃、ミニプロジェクトとして新技術の調査・研究をやることになりました。初めは入門的なレポートを書いてました。読み手も入門者でした。内容が難しくなるに連れてレポートの読み手もだんだん専門家になる事に気が付き、このままではダメだと思いました。そこで考えたのが”調査・研究を業としている学者さんはどうやっているんだろう?学者さんから方法を学ぼう!”でした。学者さん=”はかせ”だと思うとワクワクしました。(笑)
 大学・大学院をまた調べました。前回調べたときに比べて選択肢が増えていたのが嬉しかったです。今回の目標は調査・研究・発表の仕方を学ぶ事です。大学院の授業を幾つか受けてみて大変有意義な時間が過ごせました。大学ではアカデミックライティングという授業も受けてみました。研究室・ゼミに入る前のオリエンテーションみたいで大変良かったです。

そして次の一歩

 そして今に至ります。大学院の修士課程で学ぶか、同じ学校の学士課程に入って卒論を書くところから始めるか迷っています。大学院にすぐ進まないあたりがビビリです。すみません。(笑)
 最後まで読んで頂きありがとうございます。生涯で査読付きの論文を書く事を目標にしています。将来、このシリーズが何かしら参考になれば嬉しいです。

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