生きてさえ
親、友達、職場、恋人色んな人間関係があって
その人たちの前でずっと無理した自分であり続けた。
だけど全部上手くいかなくて、相手のことも自分のことも結局何もわからなくなってしまった。
良い人と呼ばれる人の真似をしてみても
どんな人になろうとしたって誰にもなれはしなくて
自分が本当にしたい事も言いたい事も何もかもがもう全部
「本当に?」と問い詰められれば言葉に詰まるだろう。
人間関係を壊すのは怖いけれど上手くいっていないものにしがみついたって何も得なんてしない。
本当はひとりでいるのが楽なのに何故苦痛を選び続けるのだろう
そうした先に何があるのか考えてもいい未来なんて見えないのに。
嗚呼、全部がもう、何もかも、心から疲れてしまった
自分のことが理解出来るたったひとつの事実がそれだなんて皮肉な人生だ。
「生きてさえいれば」
誰もが言うが生きてさえいれば望む未来の保証があるわけでもない
ただただ希望があって生きていられるならよかった
意地悪な仕組みだなあ、世の中は。
だから私はお先に。なんてね、そんな勇気もない。
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