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外国人客から英語で質問された!店長の回答は?【クスッとする話】

みなさんはコンビニでコーヒーを買いますか?

私はコンビニの中で、
セブンイレブンのコーヒーが1番好きです。


噂によると、
セブンイレブンのコーヒーは、
原価率が46〜47%と言われています。

人件費などを考慮すると、
ほぼ利益が出ないとのことですが、
集客を目的として販売されており、
一緒に買う商品で利益が出るのだそうです。

ちなみに、
コーヒー店での原価率は、
10%ぐらいだと言われています。

コーヒー店は、
料金の中に場所代も含まれていますので、
コンビニとは役割が違うものの、
原価率の違いにはびっくりしますよね。

そんなセブンイレブンのコーヒーを、
毎日飲んでいた頃がありました。

私が航空業界の、
WEBシステムに従事していた頃のことです。

ラッキーなことに、
オフィス内にあったコンビニが、
セブンイレブンだったのです。

10畳ほどの小さなお店でした。

1番好きなコーヒーが、
すぐ近くにあるのですから、
買わない理由はありません。


出勤時は、
必ずLサイズのホットコーヒーを買っていました。

朝も昼も、
残業の日は夜にも買っていたこともあり、
店員には顔を覚えられてしまいました。


レジに並ぶなり、


ポンッ。



なにも言わなくても、
Lサイズのカップが置かれ、
レジには150円※の表示がされてました。
※今は値上がりしてます。


———いつも先に出してもらって、
            ありがとうございます。


そう言いながら、
150円でコーヒーを買う。

これが私の日課でした。


そんなある日のこと。

その日は店長が、
レジで接客をしていました。

レジに並ぶと、
いつも通りLサイズのカップが出てきて、
150円の表示がでました。

財布からお金を出そうとすると、


あの〜。
よかったらこれ読んでみてください。


手渡されたのは、
nanacoというポイントカードのチラシでした。


いつもコーヒー買っていただいてるので、
よかったらと思って。
100円で1円分のポイントつくので。


それが店長との初めての会話でした。

とても良い人で
優しいオーラが出てました。


早速、
チラシを読んでみると、
使い方はほぼSuicaと同じでした。

メリットしかなかったので、
使い始めることにしました。


次にコンビニに行った時、
店長がレジをしており、
早速nanacoを使ったところ。


あ!使ってくれたんですね!
ありがとうございます!


と覚えててくれました。

とてもお得だったので、
同僚や先輩にも勧めてみたところ、
みんな使い始めました。

それからは、
お互いの貯まってるポイント残高を、
よく誇らしげに自慢し合ったものです。

もうみんなセブンが大のお気に入りです。

店長の心の通った一言のおかげでしょう。


しかし、
この店長にも弱点があったようです。

WEBシステムのオフィスとは言え、
航空業界ということもあり、
ときどき外国の方も来店されているようでした。

レジの列に並んでいた時のこと。

前にいた外国のお客様が弁当を購入した際、
店長がスプーンを入れ忘れてしまったようです。


Can I have a spoon?スプーンをくれませんか?


すると店長は慌てた様子で、


あっ、あー!!


This is spoon!!これはスプーンです!!


と大きな声で言いながら、
スプーンを手渡してました。

いつも穏やかな店長が、
英語を話すというだけで、
とても緊張されてました。

おそらく、
店長は英語が苦手なのだと思います。


そして、
数ヶ月後のこと。

事件は起こります。

昼時の、
弁当を買う客がごった返す時間。

私は仲の良い先輩とレジに並んでいました。

前にいた外国のお客様が、
店長のレジに誘導されました。

そして、
弁当とLサイズのホットコーヒーを購入されました。

しかし、
この外国のお客様、
コーヒーの淹れ方を知りませんでした。

すると、
店長に向かって、


How do I brew coffee?どうやってコーヒーを淹れるんですか?



と質問しました。

幸いにも、
すぐ近くにコーヒーマシンがあったため、
店長は質問の意味は理解してるようです。

しかし、
英語の返事が頭に浮かばないため、
なぞの言葉を呟き始めます。


い…い…い…



次の瞬間、
コーヒーのカップと、
コーヒーマシンのカップを置く台の両方を、
交互に指差しながら、

yesyesyesyesyesyesyesyesyes!!コーヒーのカップを台に置いてください!!



店内に大声が鳴り響きます。

店内にいる客が全員注目しはじめます。


外国のお客様は、
指差しのおかげで理解できたようで、
台にカップを置けました。


Ok. Well... What's next?ありがとう。次はどうしたらいいですか?



次に店長は、
Lサイズのボタンを指差しながら、


yesyesyesyesyesyesyesyesyes!!Lサイズのボタンはこちらです!!



もう私と先輩は、
笑いを堪えることができません。

外国のお客様は、
ボタンを押しました。


最後に店長は、
コーヒーポーションやフタを指差し、


yesyesyesyesyesyesyesyesyes!!ポーションやフタはこちらにあります!!



そう言い終わると、
やりきった顔でレジに戻りました。


それ以来、
私と先輩のLINEでは、
この言葉がブームとなってしまいました。


先輩「今日、
   仕事終わったらご飯行く?」

———yesyesyesyesyesyesyesyesyes!!

先輩「おまえw
   まじやめろw
   電車だからw」


いかがでしたでしょうか。

ほんといい人だったんですけど、
あまりにも衝撃的な事件だったので、
未だに先輩とのLINEで使わせてもらってます🤭笑

ある意味これが本当のYesマンかもしれません。


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