英語を話しちゃいけない○○○【クスッとする話】
ばーこし！
そこは引き出しだよ！！
今から10年ほど前の
大学卒業が目前に迫った時期のこと。
あと数週間で4年間のアルバイトを終えて、
社会人としての道を進むことになります。
もちろん、
それは同期達も一緒。
今までアルバイト以外でも、
プライベートで遊んだりと、
いつも一緒でした。
しかし、
アルバイトの卒業を機に、
これから頻繁に会えなくなると思うと、
みんな寂しい気持ちになってしまいました。
そんな時、
同期の1人がこう提案してくれたのです。
「河口湖でコテージ借りて、
泊まりでバーベキューしようよ。」
「いいね！」×6
私含め同期7人全員が、
この提案に賛同しました。
迎えた当日。
提案をしてくれた同期が、
レンタカーを手配してくれて、
集合場所でみんなを拾って出発しました。
「せっかくだから、
少し遠回りして、
大涌谷（おおわくだに）に行こうよ。」
大涌谷とは、
神奈川県の箱根にある
約40万年前に噴火した火山のみれる地名です。
今もなお、
100℃前後の硫気と水蒸気を噴出しており、
観光名所となっています。
実は、
この同期は内緒で事前にどこに行くかプランを
練ってくれていたのです。
これらの優しさから、
当時この同期の地獄のミサワ風画像を
作ったことがあります。
集合場所からみんなで乗り込む時に、
実際に言っていたセリフをもとに作りました。
別の同期に関しても、
まるで海外にいるような
エレガントな写真が撮れたので、
作ってみたのがこちらです。
旅行が終わった後に、
みんなの地獄のミサワ風画像を作って、
旅の思い出として披露しました。
それぐらい、
私にとっては思い出深い旅行です。
大涌谷（おおわくだに）では、
地熱と火山ガスの化学反応を利用した"黒たまご"を
みんなで食べたり、
楽しいひとときを過ごしました。
"わさびソフトクリーム"を食す
そんな寄り道をしながら、
河口湖のコテージに到着し、
みんなで楽しくバーベキューをやりました。
バーベーキューをした後は、
楽しい二次会の時間です。
同期の1人がこんなゲームを提案しました。
英語を話しちゃいけないUNO
UNOは、
スペイン語、またはイタリア語で、
数字の「1」を意味します。
つまり、英語に分類されるのです。
UNOの場合は、
「あと1枚！」と宣言しなければいけません。
しかし、
みんな酔っ払っているので、
よく間違えます。
「UNO〜〜！
あっ！w」
「はい、アウト〜！w
あっ。」
「お前もなww」
当然「アウト」もダメです。
「はい、二人とも1杯（ワンショット）！」
罰ゲームは、
ウイスキー1ショット一気飲みです。
「（ゴクッ）きちぃ〜！」
なんと大学生らしい遊びなのでしょう。
そんな同期の中で、
一番はしゃいでる奴がいました。
私です
ルール上、
最後の1人まで手札が残った場合も、
ウイスキー1ショットなので、
負けたくはありません。
———（こい！こい！）
この時、
私の手札は運がよく、
早いタイミングでUNOになりました。
そして、
テンションがMAXに達した私は、
「あと1枚」と言うべきタイミングで、
高らかにこう発言したのです。
Come on！！
「ぶっwww」
吹き出す同期。
通常間違えるはずの"UNO"でもなく、
ただの英語です。
どうやら、
ドイツとアメリカの帰国子女の記憶が
呼び覚まされてしまったようです。
その後もやらかしを続けます。
これでFINISH！！
ただのアホです。
でも、
それだけ楽しかったんだと思います。
気になるウイスキーの合計ショット数ですが、
27ショット
当たり前のことですが、
私は急激な睡魔に襲われます。
よほど楽しかったのでしょう。
満面の笑みでベッドに向かい、
安らかな顔で深い眠りに落ちます。
＊後日見せてもらった
同期の写真で満面の笑みを知ることになります。
しかし、
2時間が経過した時のこと。
壮絶な悪寒と、
猛烈な吐き気に襲われ、
目が覚めました。
そう、
急性アルコール中毒
の症状です。
「お？
ばーこしもう起きたの？」
同期はまだ気づいていません。
しかし、
顔色が悪く、
フラフラしながら、
トイレに行こうとする私をみて、
同期全員が察します。
（これは吐くやつだ…！！）×6
意識が遠のきそうになりつつも、
ようやくトイレに辿り着きました。
渾身の力を絞り、
取手を引きます。
ガッ！！
"ついに楽になれる"
そう思った矢先。
「ばーこし！
そこは引き出しだよ！！」
なんと、
トイレの取手だと思っていたら、
タンスの引き出しだったのです。
同期の声で、
一瞬だけ我に帰り、
なんとかトイレへ。
そして、
ついに楽になります。
オ
┃
ロ
ロ
ロ
ロ
ロ
ロ
ロ
！！
同期は大爆笑。
彼らは吐いていることに
笑っているのではありません。
私の吐いている音が、
あまりにも綺麗だったのです。
"細かすぎて伝わらない選手権"の、
「すごくリアルに吐く人」と完全一致。
当時は、
"ケロロ軍曹"というアニメが
大ヒットしていたので、
私にこのあだ名がつけられました。
オ
ロ
ロ
先
輩
幸い、
胃袋に吸収される前に、
全部吐き出したようなので、
そこから完全復活を遂げました。
もしも、
吸収されてしまっていたら、
翌日は二日酔いで大変だったかもしれません。
旅行後のこと。
もちろん、
この出来事は同期LINE部屋を
賑わせます。
「もうオロロ先輩には勝てませんな〜！」
「目がオロロしてるよ？」
そんなイジりの期待に答え、
私自身をモチーフにして、
地獄のミサワ風画像を作成し、
同期達に配りました。
こちらもなかなか好評だったので、
嬉しかったです。
いかがでしたでしょうか。
くれぐれも、
お酒を罰ゲームにされる際は、
気をつけてお飲みください。
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ばーこしってどんな人？
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