夢を持ってそれを目指して頑張る!って本当に重要?

子供たちに夢を持ちましょう!夢に向かって頑張りましょう!
という内容の話をする人がいます。
私は昔から思ってました。
夢って持たなければいけないの?
夢を持てないとだめなの?落ちこぼれなの?

この話をする人って多分成功者なんです。
自分で夢を持って生きてそれを達成した、達成した後も
次の夢に向かって邁進している。
これ自体はすごいことだと思います。
人が夢を持ちそれを達成する事は称賛されて当然だと思います。
特に例えそれが商売で成功し大金を得る事が出来た人であっても、
その商売の成果が世の中の役に立つことを実現できた方はすごいです。
これはその類の方たちをお金持ちだからと、夢を持て成功した人たちを
拒絶するのも違うかな?と考えています。
このような人たち目立ちますから、ついつい夢/成功の呪縛の比較対象に
なってしまいがちかと。

でも世の中大半の人はそのような事はなく、夢を持っていたのかも
しれないけれど現実と自分の乖離にいつしか収束していく。
それこそ現実に。
そんな大半の人たちは不幸なのでしょうか?
夢破れた。というと、そこはかとなく悲壮感が漂います。
全員不幸ではないと思います。

私は、夢を目標と考えるのであれば範囲が広がるのでは?と思っています。
皆がすごいね!と思うような事を夢というのであれば違うかもしれま
せんが、例えば1日1万歩歩こうとか、本を月に5冊読もうとかそんな
目標。

話は多少ずれますが、目標と目的と手段を混同してしまう場合があります。
目標:到達すべき事項
目的:目標達成時に得られること
手段:目標達成のための方法
これを間違えている事例が散見されます。
特に手段の目的化はよくあります。
方法を実行することが目的のように語られる場合が多いと思います。気を付けたいです。
目標/目的/手段を自分の行動に落とし込む習慣は重要だと考えています。
最もはじめは難しいかもしれません。しかも常にこんなことを考えている
のも疲れます。やり方を知っていればいいのではないかと考えています。

夢を持とう!いうのは簡単ですし耳障りもいいです。
でも無理に夢を持たなくてもよいと思います。
夢を持ってそれに向かって頑張ってないとだめだ!
という空気はなんか辛いですよね。
こんな事を、こんな方法でやってみて、それが出来たらこうなるよね。
という考え方を知る。簡単な事でいいからここまではできそうだ!と子供たちに思ってもらえる指針を示すことが重要だと思っています。

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