推しは推せる時に推せ!ならぬ。。

「推しは推せる時に推せ」
この言葉ご存じの方もいらっしゃると思いますが、アイドル界隈で
使われるみたいです。
ファンであるアイドルが活動中に応援しないと急にアイドル辞めて応援できなくなるよ。という事だそうです。
なるほど。と思いました。
私はアイドル界隈は詳しいわけでもなく、現場に行ったりCD購入したりした事はありません。
しかし、この言葉を知った時に共感できました。
私が予てより
「死ぬ前に見ておこう」
と考えていました。
ちょっと次元が違う話かもしれませんが、私が共感してしまったので半ば
無理やり納得しています。

死ぬ前という対象は、
主に海外のJazz、Rock関連の方々です。
実際、鬼籍に入られる前に見る事が出来た方が数名いらっしゃいます。
そういうわけで、というだけではないのですが先日YESのコンサートに
行ってきました。
まさにドラマーが今年5月に亡くなっています。
YESというバンドはご存じの方も多いと思いますがイギリスのバンドで
1969結成という大変に歴史があり、とてもテクニカル(プログレッシブというジャンルは大体そうですが。)な演奏と、それに裏付けられた楽曲の
持つ浮揚感が特徴なグループだと思っています。
しかしこのバンド、メンバーの出入りが多く、今回も初期のころのメンバー
といえばギターリストのみです。
また唯一結成時より在籍していたベーシストも数年前に亡くなっています。

YESのコンサートに行こうと決めた大きな理由はこのギターリストが見たかったからです。
そして見に行ってよかった!という事を強く思いました。
本当に良いコンサートでした。

ベース/ドラム/ボーカルはバンドの歴史からするとかなり新しいメンバー
ですが、オリジナルメンバーに対する尊敬の気持ちが演奏に表れてました。
キーボードは純粋なオリジナルというわけではないのですが、ベテランで
YESの音を支えていました。

そしてギター。
素晴らしかった。
本当に良かった。
大変元気でチャックベリーのようなダックウオークもしてました。
そのようなスタイルではないと思っていたのですが、嬉しい誤算です。
演奏はもう最高でした。
特に音がいい。
会場もオーチャードという良い音響だと私が思っているところでしたので
それも相まって幸せな時間でした。

今後も私なりの推し活を続けていこう!と改めて思いました。
次は11月に東京ドームです。音は悪いですが、雰囲気は十分楽しめることが
期待できるバンドなので楽しみです。

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