1時間で終わる確定申告の方法。

どうも舞台演出家バックステージです。

普段は稽古場か劇場に居て演劇やミュージカルを作ってます。みなさんに舞台業界のリアルを伝えて行こう思って発信してます。

・今日のお話

今日のテーマは「確定申告」です。

どうしてそのテーマ?

3月15日が確定申告締め切りなんでね。

舞台人は基本的にはフリーランスだと思うのでおそらくみなさん確定申告されてると思います。僕ももちろんしてまして、今日は久しぶりに現場がない日だったので家で落ち着いて確定申告作業しました。

タイトルにもある通り今日の朝「1時間で確定申告が終わった」ので、

多分、どれが経費になったりとか、どれが控除とかの話はなくて、というか税理士とかファイナンシャルプランナーとかじゃないとそういうのできないみたいな法律ありましたよね?

そういうのは専門家の大河内さんとかのチャンネルとかで聞いてもらい、僕は実際のフリーランスとして確定申告を最速で1時間で終わらせたシステムの構築方法を説明しようかと思います。

今日もよろしくお願い致します!

・そんなうまーい話じゃない。

先にお伝えしなきゃなのが、これから説明するシステムは
「1時間で確定申告終わらせるために1年間ちゃんと確定申告の準備をしよう!そのために楽ちんなシステムを紹介するね!」
です。

はい、3月15日の締め切りに焦りを感じてこのチャンネルを聞きにきてくださった方ごめんなさい、もう今年は負け試合だと思って1枚1枚領収書を今からまとめてください。あるいはすぐさま税理士さんに連絡してください。たぶんコスパもそっちの方がいいとおもいます。

もう来年は同じ思いをしたくない!という方だけ聞いてくださいね。

確定申告するという行為には段階が4つあって

1に基本情報をまとめる、
2に収支をまとめる、
3に保険年金控除をまとめる、
4に提出する

基本情報ってのは会社の名前とか住所とかなのですぐわかります、

保険年金とかの控除合計額というのは1年間のまとめ金額を手紙で送ってくれます、

提出は電子リーダーが発達したので5分で終わります、

つまり、この第二段階の収支をまとめるさえ潰しておけば1時間で終わるということです。

・とにかく収支のまとめだけやりやすいシステムを構築せよ!


さてどうやってやるかというと、僕のシステムとしては、

1、事業用クレジットカードを作る

2、会計ソフトを使用してカードと紐つける

3、マイナンバー作成してICリーダーを買っておく

そして、

4、家のリビングに領収書入れを12月分用意して毎日処理する

1、事業用クレジットカードを作る


これは主に月別に明細書の発行を目的にします。領収書まとめで一番イラッとするのが「領収書がない!」ですよね。なるべく仕事用の経費はクレジットカードを使用して、経費の漏れを防ぎます。

大事なのは月々の明細を出してそのまま一覧として使いたいので絶対プライベートとごっちゃにしないことです。ポイントに目がくらむことがあるでしょうが、確定申告を1時間で終わらせるために領収書のリストをカード会社に作らせるというイメージですね。

2、会計ソフトを使用してカードと紐つける

これなくして最速の確定申告はあり得ません。確実に会計ソフト入れてください。青色としてもやりやすいし、年間1万で青色65万の特別控除が受けられるし、確定申告もすぐ終わる、やらない理由がありません。また前述のクレジットカードも連動して自動入力してくれるように紐つけるとさらに入力スピードアップです。僕はFreeeを使ってます。使いやすいですよ。これから電子帳簿保存法にも対応しなきゃなので早めの導入をおすすめします。

3、マイナンバー作成してICリーダーを買っておく


いわゆる提出の部分を5分で終わらせるためです。

これが何がすごいって添付書類がいらなくなるんですよね。前までは運転免許証とか控除証明書とかぺたぺたのりしろして、送付か持参してみたいな・・・めっちゃ時間かかるんです。しかもなぜかそのタイミングでインクとかのりが切れたりしてね。

これ意外に知られてないのでが、マイナンバーカード作成にめっちゃ時間かかるってことです。多分2ヶ月とかかかるところもあるとか。3月にやろうと思ってももうできないんですね。

ちなみにICリーダーはGOPPA ゴッパっていう安いの使ってます。

4、家のリビングに領収書入れを12月分用意して毎日処理する

ここが肝です!領収書の打ち込みは取引が発生したその日にやる!です。どうしてもクレジットカードだけでは処理できない取引は生じてくるのでもう毎日やるです。1日2分もかからないです。

僕は財布から領収書を取り出し、freeeに打ち込んで、その領収書をリビングのすぐ手の届くところにおいてあるファイルの月別にいれます、そうすると自然と年月順に並びますし、月末にはそれを一つにまとめて、freeeのクレカ記録と日々打ち込み記録に違いがないかを確認して月締めを行います。リビングにそういうファイルがあるといいですよ、領収書をまとめよう!という決意はいらないので、機械的にそこに手が伸びてやるようになります。あとふるさと納税の書類とかもきたらそこに保管できるので。確定申告に必要な書類を一つに気軽に集約するっていうのが大事ですね。

なんか面倒って思うかもですが、1日1から2枚とかなんで全然苦労しないしfreeeはかなり使いやすいので本当に5分もかからないですよ。

この1から4を1年間でちゃんと準備して、あとは当日にふるさと納税とか医療費とかのエクストラをまとめればちゃんと1時間で終わりますね。

あ、ふるさと納税で一つ声を大にして言いたいのが

・ふるさと納税にひとこと言いたい

寄付金受領証明書にちゃんと役場の住所を書いてくれ!です。ふるさと納税に関してはグーグル先生に聞いて欲しいんですけど、ふるさと納税した人は寄付金受領証明書というのを送られまして、大切に保管しなきゃいけないんですよ、どの街にいくら払ったのを証明するのでそれは大切なのでもちろん保管しますよ。

で、確定申告のときに、こちらは役場の住所、市町村の名前、寄付した金額を入力しなきゃいけないんですね。よーし寄附金控除証明書はちゃんとまとめてるぞー!ってみると、

たまにこの証明書に役場の住所が書いてないんですよ、つまりそこから一つ一つグーグル検索しなきゃなんなくて・・・代わりに絶対書いてあるのが、市長とか村長の名前で、それは全然いらないので、是非ね役場の住所を寄付金受領証明書に書いてください。

さて本題に戻ってくると、


確定申告の4番の日々領収書をまとめるをするかしないかを判断しましょう。

そういうの好き!大事!→このシステム導入してみてください

苦手!アウトソース!→書類集めるシステムだけ構築して税理士さんに連絡

やらなきゃいけないことは変わらないので、あとは誰がどうやってやるかというだけです。

僕は自分で自分の損益を把握することは重要だと思ってます。だって自営業の社長ですから。

経費にいくらかかって、研修費や交際費など投資的な経費はちゃんとリターンにつながってるのか、どうすれば税金を合法的にコントールできるのかなどを考えたい人間なんですね。

というかプロダクションをマネージメントする側の人間なのでまず自分の貸借とか損益を計算できない人間がどうやってそういうのを計算するんだって思うんです。

だからたまに現場で「もうすぐ確定申告やだなー」とか「確定申告徹夜で終わらせました!」とか言ってる人をみると「あ、この人って数字感覚ない人なのか、仕事の付き合い方考えよ」って思いますね。どこかの社長さんとかが決算なんとか終わりましたよー!とかテレビで言ってたらヤバくないこいつ?って思いません?

この間学生時代の後輩が同じ舞台業界で食っていきたいと相談しにきたので、まずこれ関連の勉強をすすめました。現実的ー!って我ながら思いましたが、事業として継続するには必要な知識だと思ってます。

ここまで話した内容はあくまで個人のやり方なのでご参考程度で!

この内容に質問とかあればどうぞプロ聞いてみてください!

みなさんも無理して確定申告しなくていいんです、自分に合ったやり方で楽な方法でやればいいんです。

今日はそんなところです、

ではまたー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?