むむむと言葉について考える・2
以前、個人的に気になる言葉使いについて書いた。今回はその続きで特に最近気になったものをピックアップ。
申し訳ないのですが、もの凄い些細な内容です…
■〜したいです 〜して欲しいです
最近、よくSlackなんかで見かける表現。
文末表現が
「〜したいです」
で終わるパターン。
むむっと思う。
僕はこれが気になって仕方ない。
これは、文章を書いてる本人が私ごとで言っているのでは無い。
他者に対する要望として言っているから抵抗を感じてしまうのだ。
■例えば
一例として勤怠連絡のやり取り
「体調不良のため、今日はお休み頂きたいです。ご迷惑おかけしますが宜しくお願いします。」
というのがあった。僕はこの文章の
「頂きたいです。」
に引っかかってしまった。
体調悪いんだから無理して来いなんて言わないよ…
なんだかこっちが「お休みしちゃダメ」って言ってるみたい。なぜか強い言い方に感じる。響き的に突っかかってくるような…
僕だけだろうか?
「本日体調不良のためお休みを頂きます。ご迷惑おかけしますが宜しくお願いします。」
「頂きます。」ってきっぱり言えばいいのに。
これだったら「体調不良だからお休みね」ってはっきり分かる。
「頂きたいです。」は、どこか休むのか休まないのか努力目標みたいで歯切れも悪い。
■一方通行になりそうな言い回しには注意
文章を言い放つような終わり方にするのは単純に良くないと思う。他者とのコミュニケーションの場合は、必ず相手の様子や判断を伺うような気遣いが欲しい。
自分の意思表示はまず必要だけど相手がそれをどう捉えるか?まで見据えた形で文章を終えて欲しい。
文章を手短に、簡潔にってこともビジネスでは重要なのは認める。
でもちょっと多めに文字数を使ったって、相手を悪い気持ちにさせない気遣いだったら全然OKだと思うのだ。
凄く些細なことですみません…
人に優しい言葉遣いは、労力をかけて損はないと思う。立場とか関係なくみんな気持ち良くお話しできるように。
ちょっとした気遣いを惜しまないで。というお話しでした。
~おわり~
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