ケンカするほど?

皆さんケンカってどう思いますか?

私たち、保育園ではたくさんやらせています。

ただし、それは手の出ないケンカです。

殴り合いのケンカについては次回解説いたします。

ケンカって自分の意見を相手にぶつけていくことですよね。

という事は、自分の意見を持っていないと相手にその意見をぶつける事はできないわけです。

はっきりとした自分の考えとか思いを持っていない子は、そもそもケンカすらできないのです。


現にそういう子も結構います。


というわけで、自分の意見を相手にぶつけるのがケンカですが、
これってちゃんと頭の中で自分の考えをある程度まとめられていないと相手に伝えることができないですよね。

これができる子はケンカがすごく強いです。

できないと
「何を言ってるの?」
と言われて終わってしまいます。


ケンカするたびに、子どもは一生懸命に色んなことを考えます。


なんで怒っているかを説明しようとするということは、自分が何に怒っているのか知る事ができます。

その結果、自分を客観視することに繋がっていくのです。


これが子どもで体験できるのはケンカ以外にありますかね?


ただし、本当に怒り爆発で我を見失って訳も分からずにギャーギャー騒いでしまうタイプの子もいます。


そういう子は一度落ち着かせて

何に対して怒っているのかとか、
何が嫌だったのかとか、
どうして欲しいのとか、

そういうことを心が落ち着いた状態で大人と一緒に考えていく必要があります。

基本的にこれらは友だちとの関わりがある保育園で起こるので保育士の仕事ですが、ケンカが起きるのは保育園だけではないですよね。

皆さんにもケンカについて知っていただけたらと思って書きました。

次回は殴り合いの喧嘩について考えたいと思います。


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