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やらない子どもに待てない大人

〜自立できない子どもたち〜

みなさんどうも。
今日は「うちの子は自分の事を自分でやってくれない!」とお困りの方々に向けてお話していこうと思います。
今回は「1人で靴を履く」を例にしますね。
(2,3歳程度を想定しています。)


まずは大人側の問題である場合の話
現代人である私たちは本当に時間がないです。
はい。

仕事も忙しい。
子育ても忙しい。
その合間に家事。
そりゃあ時間もないわけですよね。

そんな中で子どもが自分でやるまで見守るなんてできない!

そう思うのは当然の事です。


だいたい子どもが一人で靴を履こうとすると、まず靴を取ってくるまでに時間がかかって、その後座るのにも時間はかかるし、さらに少し休憩をはさんでからとりあえず左右反対に片足突っ込んでみて……

想像するだけで嫌になりますね。


親が履かせれば10秒で終わります。
でも、子どもが自分でやれば平気で2分ぐらいかかりますよね。


そこで、こう考えてください。
子どもが一人で履くことを1週間時間をかけて見守れば、履くのも早くなります。
もしくは、
子どもが一人で履こうとすることを1週間手伝えば、親の手伝いもいらなくなります。
親が履かせる必要もありません。

子どもってすごいですよ。
だって今までできなかったことが、ほんと1週間あれば普通にできるようになりますから。

しかし、親が履かせることを続ければいつまで経っても自分では履けません。
気付いたら4歳なのに親が履かせていた!
なんて事も保育園でも稀にありますね。


子ども側の問題である場合の話
「靴を履いてね。」と声をかけても、いつまで経ってもやろうとしない子ども。
いますよね……

そういった子どもはなぜやらないか説明すると、
「今自分で靴を履かなくてもこの人が自分を置いていくことはない。必ず最後は履かせてくれる。」という信頼感を持っているからです。

この子どもの発達をマイナスにするこの信頼のこと事を、私は勝手に負の信頼関係と呼んでいます。

これが原因で子どもは靴を履かないのです。


これの解決方法は子どもを突き放すことです。

もし家だったら、「もう先に行くからね。」と家から出て鍵を閉めて出掛けたふりをしてしまえばいいのです。
その時は絶対に出掛けるふりということが絶対バレないようにしてくださいね。
(バレると負の信頼関係をさらに育てることになります。)

しばらく待っていれば、ドアを叩いて泣きながら「まってー!」とでも叫ぶでしょう。
親を呼び始めてから10秒ぐらいは待ち、それから鍵を開け、「じゃあすぐに靴を履いたら一緒に行こうか。」と話しかける。

たったらこれだけで済んでしまうのです。

※補足
普段は履くのに、時々履かなくなることがあるという子は気分で履かないだけです。
上記の方法は逆効果になってしまうので、履かせてあげても良いと思います!

どうでしたか?
子ども側の問題は関わり方ひとつで解決できますが、大人側の問題は自分の意識自体を変えないとなかなか難しいところがあるかもしれません。

毎日自分でやらせて2分かかるとして、1週間で14分。
たった14分だと思ってお子さんに付き合ってみてあげてください!
その積み重ねがお子さんにとってのとてつもなく大切な経験になりますよ!


なんか今回はまとまらない記事になってしまいました。
すみません。

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