見出し画像

Excuse us. はとても自然な響きでした。

Excuse me. は学校でも必ず学ぶ表現ですよね。Excuse me.ばかり聞いたり言ったりしていたので、Excuseにはmeしかないと思っていました。

学校では、Excuse me.は「話しかけるとき」というカテゴリー

誰もが知っている Excuse me. という表現。
学校の授業でも比較的初期に出てくるし、日本にいながら、Hello! と同じくらいのレベルで、多く耳にします。
この英語、「ちょっといいですか?」というような、「話しかけるとき」という場面で学ぶことが多いのではないでしょうか。

実際にネイティブに囲まれる生活をしていると、このExcuse me.はいろいろな使い方をしていることに気づきました。


いちばんよく聞いたのは、よく聞こえなかったときやもう一度言ってほしいときの
Excuse me? (何ですか?/何ですって?)という上げ調子の表現

カフェにいたときに、隣のテーブルにいる男女が少し意見が合わないような会話をしているときに、女性が少し強めに "Excuse me?!"と言った後に、相手の方が "No, That's not what I mean...(いや、そういうことじゃなくて...)"のような感じで会話が続いていました。
英語の授業では、"Pardon?" のようなイメージでしょうか。私はネイティブの友達に「 "Pardon?" はあまり使わないな〜。」と言われてから Pardon? を使わないようにしていたので、Excuse me?を使うように意識していました。

二人が私の前を横切るときに聞いた Excuse us. 

私の「もう一度言ってほしい」という意味の Excuse me.  がすっかり自分のものになってきたころ。
店内で商品を見ていると、他の二人のお客が自分の前を横切りました。
二人のうちの最初に横切った人が、Excuse us. と声をかけてくれました。

え?Excuse us? そんな言い方もあるのか〜!
Excuse me. をそれぞれが言うのではなく、二人で横切るからExcuse us.
こんな簡単な表現なのに、英語の広がりに胸が踊りました。
すると、おもしろいことに、このExcuse us. も意外と多くの人が使っていることに気づきました。今まであまり聞こえていなかったのですね。
意識すると聞こえてくる、自分のものになると、また違う英語が聞こえてくる・・
外国語を学ぶということは、この繰り返しなのかもしれません。

同じ表現が他の場面でも使えること

英語の学習をしていると、どうしても「どんな意味なのかな」を考えることが多くなります。
私は「どんな場面で使うのかな」を大切にしながら、誰もが知っている表現を「こんな時にも使うんだ!」と気づくことで表現の幅や深みにつながると思っています。
できれば、ネイティブの友達や英語を話せる人とのやり取りの中で、実際に使ってみたいですよね。「やっぱり伝わるんだ!」という達成感、英語の勉強がますます好きになると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?