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カノーサンポ 162 送電線が交差

府中市の富士見通りを西へ進み、
新府中街道を渡って西府町に入ったところで、
送電線が頭上で交差してました。 

私は送電線は一つの目的を持って
電気を発電所から電気の需要地まで
運ぶものだと思っていたので
このように異なる送電線が交差することは、
想定外の出来事でした。

そこでそれぞれの送電線に
何か手掛かりがないかと、
調べてみました。

低い方の送電線の鉄塔には
「高木線 東京電力多摩総支社」とあり
もう一つの高い方の鉄塔には、
「只見幹線 電源開発株式会社」
とありました。

恐らく高い方は発電所から
電気をそれぞれの地方に運ぶ幹線で、
低い方は運ばれた電気を
さらに細かく運ぶ送電線だったんですね。

ちなみに電線についてのトリビア。
電線は送電線にしても電柱にしても
必ず3本一組。

いろいろ調べてみると、
難しいことはいろいろありますが、
交流の電気は3本一組で送るのが
一番コストがかからない方法なのだそうです。

もう一つのトリビア。
高い方の鉄塔が赤白に塗られていますが、
これは航空法で60mを超す鉄塔は
赤白に塗らないといけないのだそうです。

ただしこれには条件があり、
スカイツリーのように
赤白塗装をしたくても良いものもあるので、
赤白のものは60m以上あるということは
覚えておいても良さそうです。

カノーサンポのバックナンバーは、
https://note.com/bacchusmkt

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