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本について 思うことから

本はひとつのツール one of them

ただすっごく完成度の高い 
ハイスペックなツールであることは
間違いない

ある時は先生
ある時は友人
またある時は恋人
そしてある時は揺り籠

子供に本を読ませたいと思う大人がたくさんいるが
読むか読まないかは当人の自由

電子書籍という新しい選択肢が増えたことは有難い
でも読むか読まないかは当人の自由

音楽を聴くこと
絵を観ること
映画を観ること
身体を動かすこと

するもしないも当人の自由
そこに当人にとっての「何か」があれば
放っておいてもするのでしょう

当人が「何か」を見つけるのはいつなのか
それは 何に対してなのか

環境が大いに影響するのだろうが
それでもするかしないかは当人の自由

本 でいうならば
身近に 本はあったのかな
身近な人は 本を読んでいたのかな
心を動かされた本を めいいっぱい 堪能できたのかな
それがたとえ
電車の本ばかりだったとしても
漫画ばかりだったとしても
恐竜ばかりだったとしても
なぞなぞばかりだったとしても
その「本」を 当人が心ゆくまで 堪能できたのかな

わたしは小学校3年生の時に
「小公女」「小公子」を 変わるがわる
10回以上 図書室で借りていました
図書カードがじぶんの名前で埋まっていく
そのことよりも
小公女の世界 小公子の世界に 
ただ自分を置いて
骨の髄までなりきって 
世界を堪能していました
50歳を過ぎた今でもその記憶は
脳ではなく 二の腕あたりに
ざわざわと残っています

人生を通してずーっと本を読んできたわけではありません
目の前の人間関係に没頭し そこからたくさんのことを学びました
そして人生の後半は本からいろんなことを学びたいと思っています
これはわたしのこと

音楽を聴くことで人生を豊かにする人もいるでしょう
絵を観ることで人生を豊かにする人もいるでしょう
映画を観ることで人生を豊かにする人もいるでしょう
身体を動かすことで人生を豊かにする人もいるでしょう
様々なことをすることで人生を豊かにする人もいるでしょう
特別何かをしなくても人生は豊かだと思っている人もいるでしょう
特別人生についてあれこれ思わない人もいるでしょう

それは当人にしかわからない
当人の当人による当人のための活動なんです

当人の邪魔をしないであげましょう
当人を観察してみましょう
当人の変化を感じてあげましょう

本はひとつのツール one of them

#創作
#詩
#本
#読書
#人生

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