侘びと寂びと、うるおい。
暑くて外に遊びに出る気力すら奪われる。
なので、今日もいつもどおり子どもの靴を洗う。
洗って気づく
というわけでお役御免を言いたわす儀式の前に「彼」をパシャリすると、意外と味わいの面影。今日までお疲れさまでした。
猛暑の中いかがお過ごしでしょうか?
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スニーカーって、洗って乾かしたら「え??洗う前より汚れてる!?」なんて経験ないでしょうか。
毎度何でやろ…と疑問を持ちながら、ようやく重い腰を上げようやく調べはじめたワイです。
調べると理由は、「洗剤が残っている」のが理由で洗い残しと脱水不足が理由で変色が起こるそうな…。丁寧な暮らしを心がけているのに、まあまあショックな出来事だ。
という訳で、再度漂白剤でシミ抜きした後に、じいさん得意の2槽式の洗濯機を拝借して、靴の再クリーン化計画始動です。
2槽式の洗濯機とは何とも味わい深いものだ。洗濯機の前から動けないので、木陰から読書しながら洗濯機を眺める。色々足りないのに、満ち足りた不思議な感じだ。
「侘び寂び」とはこういうことかもしれない。
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わび・さびは、日本の美意識の1つ。貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識で、閑寂な中に奥深さや豊かさがおのずと感じられる美しさをいう。らしい。
ーーまあまあ、今日感じたものは当てはまってるな。笑
不完全であることをよしとするのは日本人が持つ精神性の1つで、うちのじいさんがよく云う「足るを知る」ということにも繋がるので、私はとてもこの意識が好きだ。
かつて千利休は、華美だった茶の世界を「わび茶」でもって精神性重視の平等な茶の世界観を創り上げた。
洗濯などテクノロジーが駆使された全自動洗濯機でやれば終わりなんだが、新たな価値観が見つかる「足らない状況」も楽しみつつ、生活の中の潤いを探していけばいいと思う。
ごま吉
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たしかな満足を(´ε` )