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場に関わる者の責任というかなんとか

 最近、近所では古い何らかの建物が壊されて更地になったり、マンションになったり、コンビニになったりしてます。
 誰も使ってなかった廃ビルや民家がコンビニやマンションなどになるんですから「よきよき」という話なんでしょうが。

 街ってどういう風に作られていくんでしょうか。「この街がどう変わっていくのか。」「どういう風になろうとしているのか」新しい建物を見て、その周りを見て、想像できるのでしょうか。

 都市計画とかそういう難しい話ではないんです。その建物、繋がってるの?ってことなんですよね。

 もちろん、土地の所有者とその仲介者(ほとんどは不動産屋さんだと思いますけど)が主体性をもって進めたらいいんです。けど、ほんとにそこにそれでいいの?って思うことがここ数年多い気がします。

 不動産屋さんって街とか土地にとってすごく重要な役割を担ってるとおもってるんですよね。情報、知識、手段。
 ちなみに、大阪の住之江に千鳥文化という空間があるんですが

 ”北加賀屋に残る築59年の「旧千鳥文化住宅」を補修し、クリエイターや地域の人々がゆるやかに交流するスペース「千鳥文化」”と基本情報には書かれてます。ここはこの区域一帯の構想の一つでしかなく、ほかにもいろいろな空間があります。それを中心として動いているところがここ。

 これをやるやらないというか、これくらいの考えをもって不動産関連の人には動いてほしい気がします。やれ駐車場だ、やれマンションだ。特別なことをしなくてもいいんですが、我々が担当する以上こういう場所にしていきたい、とかもっと発信してもいいし、考えを持っててもいいのではないかなと思います。(これはオーナーさんにも言えることなんですけど)

 街を生かすも殺すも、そこにいる人たち次第ではあるんですがそんななかでもそのきっかけを作る不動産関係者の皆さんには、目の前のキャッシュも大事なんですがこの自分の旗振り一つでその土地が変わっていくかもしれないという事を頭に入れながら業務に励んでほしいなあと思います。

今日はこの辺で。

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