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創発


 人生は刹那的で過去と未来に囚われがちです。しかし、真の充実感は現在にこそあります。今この瞬間を心から生きることを学び、行動するとき、ポジティブな衝動が生まれます。

 自分の行動に対する見返りに執着したり、物事に縛られたりすることなく、自分の考えや言葉と自分の行動が一致するように純粋かつ正直に生きれば、物事は良い方向に進みます。

 一見ネガティブに見える出来事でさえ、自分自身について何かを教えてくれるでしょう。それはチャンスであり、見方を変えればポジティブな経験に変えることができます。

 言い換えれば、私たちは自分以外のものとの交流を通じて他者の意見や見方を受け入れることで成長することができます。人と十分に話し合う勇気を持ち、言いにくいこともきちんと伝えましょう。

ポジティブ→肯定的→受容(人格に影響)
ネガティブ→否定的→分離(個性に影響)

 すべての人々が、あなたと同じように幸せになりたいと願い、あなたと同じように恐れや不安を抱えている生き物であることを忘れはいけません。

 ユーモアのセンスを持つことは人生のさまざまな波を乗り越える追い風となり、ポジティブな共感をもたらします。

自己否定には自己受容を
対人過敏にはマイペースを
完璧主義にはゆとりとユーモアを

 人、動物、植物、鉱物はすべて私たちの分身であるという前提に立ち、調和と尊厳をもって関わることで、小さなことでも新しいことを学び、古い惰性や習慣から抜け出すきっかけになります。

私たちの周囲に存在するすべてのものの中に、私たち自身が表現されていることに気づけば、自分自身と他者(自分以外のもの)との相互関係における選択は、すべての生きとし生けるものを神聖なものとして受け入れるという選択によって導かれることになるでしょう。

to be "ONE"外伝(関係性の織物)」より

 より広い視野と直観を養うためには、さまざまな物事を理解する姿勢を持ち続けることが重要であり、専門知識を権威として利用するのは愚かなことです。

 他者の問題と自分の問題を決して混同しないこと、そして自分の正義感は決して誰にとっても同じではないという事実から目を背けないようにしましょう。苦しいときほど「変化の最中」であり、成長するチャンスです。

「痛み」とは、自分が何で傷ついているのかを知らせるサインです。

名もなき詩」より

 自己中心的な考えやプライドは、自分が変わらなければならないときに大きな障害となります。そのような場合は、日記をつけるなどして内省の時間を設け、自分自身や他人とどれだけ向き合えたかを振り返ってみましょう。

日記をつけているうちに、幼少期から続く自己喪失感や成功体験の乏しさが、健全な自己イメージの構築を妨げていることに気づきました。

自己喪失感を埋めるためには、痛みを取り除いたり麻痺させたりすることではなく、私の場合は自分の痛みと向き合い、何が自分を傷つけているのかを知ることが、新たな可能性を見出すために効果的でした。

名もなき詩」より

我々の心が暗い破滅的な未来像に覆われてしまうと、我々はその方向に向かいがちになる。

翻って、より楽観的な姿勢を取れば、実際より良き世界の創造につながるかもしれない。

肯定的なヴィジョンはトンネルの向こう側に見える一条の光のようなものである。その光がいかにかすかなものであろうと、それはその方向に向かうべき勇気を我々に与えてくれる。

ピーター・ラッセル

その人の近くの周辺におのずと紡がれた記憶や概念的関係は、より広大な地球生命の中で以前にも増して、はっきりした形で存続し、新しい関係を形成し、未来永劫にわたって成長し展開し続ける。

それは、私たち自身の特定の思考対象が、一旦記憶の中に保存されると、私たちの有限の生涯を通して新しい関係を形成し、展開し続けるのと同じだ。

アーヴィン・ラズロ

私の人生、みなさまの良心で成り立っております。私に「工作費」ではなく、「生活費」をご支援ください🥷