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3か月生理が来ない!多嚢胞性卵巣症候群の妊活

多嚢胞性卵巣症候群って聞いたことありますか?
今、若い女性にすごく多い病気です。


簡単に言うと、


「卵が2センチまで大きくなれず、
排卵ができない卵を沢山抱えている状態」


基礎体温は1相性を示し、
ほとんどの方が生理不順で婦人科に行き、
病名を告げられていると思います。

逆に言えば、
生理不順の方の多くが多嚢胞性卵巣症候群という
病気かもしれない
という事です。

この病気になりやすい方は、
「インスリン抵抗性」
という身体の状態である事があり、
身内に糖尿病の方がおられる方は要注意です。


もちろん、採血で調べる事ができますので、
多嚢胞性卵巣症候群の方は
この検査をされると良いと思います。


「インスリン抵抗性である」
と結果が出た場合は、
メトホルミンという糖尿病薬を飲むのが
治療になります。


多嚢胞性卵巣の方は、
排卵が起こりにくいので生理不順となる訳ですが、
排卵が絶対起きないわけではありません。
ちゃんと排卵が起こる周期もあると思います。


ただ、

「排卵の回数が少ない」

という事は、

「妊娠のチャンスが少なくなる」

という事に繋がりますので、
生理不順の女性は病院に行って診断してもらい、
多嚢胞であれば排卵誘発剤などで、
卵をしっかり育てる事が大切だと思います。


私の経験上、
多嚢胞の方は甘いものが好きな傾向があるかなと
思っています。
または、炭水化物中心の食事の方が多いかなと。


おやつに甘いものばかり食べていませんか?
朝ごはんはおにぎりや菓子パン、昼は麺類なんて
食事をしてませんか?


ここで注意して頂きたいのは、

「炭水化物が良くない」

というわけではなく、

「急激な血糖値の上昇により、
大量のインスリンが出る事が良くない」

という事なんです。


朝の空腹時に炭水化物から食べたり、
おやつの空腹時に甘いものを食べたりすると、
血糖値が急激に上昇します。
すると、インスリンが大量に放出されて、
上昇した血糖値を下げようとします。


この大量のインスリンが、
卵の育ちを悪くすると言われていて、
インスリン抵抗性の体質の方は
特に影響を受けると言われています。


妊活さんは糖質カットが良いと言われるのは、
この事からだと思われます。


でも、糖質カット、キツいですよね?
どうしてもご飯が食べたい、
そんな時もあると思います。


私は
「糖質を我慢している事がストレスになるなら、
我慢しなくていい」
と話します。


「いやいや、でも、
卵は育ってもらわないと困るんですけど」


そりゃそうです。
じゃあ、どうするのか?


先程も話したように、
「炭水化物が悪い」
んじゃなくて
「血糖値が急上昇するのが悪い」
のです。


であれば、
「血糖値を急上昇させない食べ方をすれば良い」
という事です。


どうするかというと、


★空腹時に炭水化物と糖類を食べない
★食べるときは食べる順番に気をつける


この2点が重要!


食べる順番?


そう、食べる順番を変えるだけで、
血糖値の急上昇を抑えることが出来ます!


これって誰もが聞いたことあるんじゃないかな?


「野菜から、次にオカズ、それからご飯」


どんなコース料理もこの順で出ますよね?
それには、
血糖値を急上昇させないお店側の愛情が
入ってるんですよ。

なので、
どうしても炭水化物が食べたいときは、
先程の2点を守って食べてくださいね。


ただ、糖類、いわゆる甘いものは、
出来ればやめて欲しいなと思います。
特に砂糖は細胞を老化させちゃうので、
妊活、というか、
いつまでも若く美しくいたい女性の方は、
極力控えた方が良いと思います。


炭水化物は生きていく上で必要な栄養素ですが、
砂糖は必要無いですからね。


急にやめるとストレスになる、
という方は、
オヤツに甘いものを食べるのをやめて、
食事のデザートにする事から始めてみて下さい。
それだけでも違いますよ。

妊活さんの体質改善については
「看護師・不妊カウンセラーが教える、妊娠力を高める10の体質改善ポイント」
を参照してください。

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