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自分を壊さない 最後の命綱

自信、自己肯定感など、
それらがあると未知へのアクションが起こしやすい。

そのために、自信をつける。

私自身も、自己肯定感を育む方法などを模索し、実行してきて、
かなりスムーズにアクションできるようになってきたと感じます。

しかし、それとは別に、
何か、心のどこかに、根拠のない安心感みたいなものがあるのです。

そのおかげで、今の自分の実績や、ストレスフリーな生活があるのだと感じています。

以前はそのことを、
根拠のない自信と言いつつ、自信には根拠が要ると少し矛盾したようなことを書いたこともありましたが、
その根拠のない自信の原点が見えたような気がしたので、記しておきます。

それは、「命綱」です。

命綱があるから、最終的に壊れない、潰れない、だろうという気持ちを保てるのだ。

その命綱とは、「人」である。
人間の最後の命綱は、実は「孤立しない」だろうという意識だと。

ひいては、それは、「家族」がいることに他ならない。
ここでの家族は血縁関係とかではなく、
無条件の私を受け入れてくれるということです。
(私はそれをファミリーとも呼びます)

しかも、この意識は昇華すれば、
一緒に住んでいなくても、
もしくは最終的に、相手方が生きていなくても大丈夫だと思う。

これが1番強いとは思うけど、
もう一つは、人類最後の人類にならない限り、他者との人間関係の術をもっているかどうか、
また、0から他者の関係性を作れるかどうか、ということでも良いと思う。

そして、後者は、自分以外(相手方)もそれを求めている場合が多いので、どちらかが少しの勇気をだして、
「仲間に入れて」と言えるかどうかで孤立はなくなる。

しかし、そのためには、勇気がいるのである。

話が戻るが、その小さな勇気を育むのが「家族」なのである。

なので、家族、があるうちに、
「仲間」を作れる力を自然に育める環境作りが、人を孤立から救うのだと私は思います。

現代においては、文明の発展により
「私は一人で生きていける」
と勘違いさせられます。

しかし、そんなことは絶対にないのです。
それが事実です。

私は、文明や科学の発展と自然的な人間社会を両立させることは可能だと信じています。

だからこそ、そのためには、皆が少しの勇気を持てるように、
自分からリスクを取れる勇気を持てるように、
今、家族で命綱をつむぎ始めては如何でしょう。

そして、一度、しっかりとつむがれた綱は、そう簡単にちぎれることもないでしょう。


私はその命綱のおかげで、孤立せず、死なず、前向きに、人生を楽しんでいます。
それは、私の両親や兄弟、親族、そして今の妻や息子達のおかげだと感じているのです。


追記
「「仲間」を作れる力を自然に育める環境作りが、人を孤立から救うのだと私は思います。」
を家族がベースとなる、と書きましたが、
現代においては、保育園(幼稚園、こども園等含む)もその役目を担っていると思っています。
なので、特に共働き家庭やシングルのご家庭などで、長時間我が子を保育園等にお預けになる方は、園の選ぶ際に、小手先のスキルを重視するのでなく、「本物の生きる力」が身につく環境のある園へ預けてください。
また、ご家庭でも、愛情たっぷりで接してあげてください。
また、保護者の方自身が他者と繋がっている場面へ子どもを連れて行ってあげてください。
その背中を見て、子ども達は仲間や家族、コミュニティとの接し方を学びます。