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失敗とは「起こらない未来」

失敗することが怖い。
この感情は誰しもあると思います。

失敗を客観的に見ると、案外怖いものではない気もしてきます。

まず、多くの恐怖は、勝手な想像から来ています。
起きない未来を勝手に想像しているのです。

では、失敗の確率を計算してみましょう。
「この案件に失敗したら人生終わりだ」と勝手考え、恐怖で決断できないでいるとします。
人生終わりまでの分岐点を成功、失敗の確率を50%/50%で考えたとします。


案件が失敗する確率x50%
その結果、減給される確率x50%
その結果、家庭環境が悪くなる確率x50%
その結果、離婚となる確率x50%
その結果、自己嫌悪に陥り人生終わりと感じる確率x50%

人生の終わりが何かはそれぞれ異なると思いますが、50%が5回。これらを掛けると、人生終わりと感じる可能性は3%程度。
つまり、あなたは、たった3%の確率に振り回されていると言うことなのです。

また、上記のような視点を持って、また、恐怖に支配されないためには、長期的な視点、も必要です。
実は恐怖を乗り越えられる人は、勇気ある人、ではなく、 目の前の失敗は、成功に向けての「投資」になるという長期の視点で自分を客観視しているのです。

つまり、失敗したらどうしよう、と考える時は、多くの場合は「やるべき」なんです。
目の前の恐怖はリスクではなく、取り越し苦労であることがほとんどだということです。

あなたの歩む道は、必ずどこかに続いています。