【デスクセットアップ2021年末版】 ゲーミングデスクとチェアをリモートワークで使ってみる
2020年の3月からリモートワークをするようになり、少しずつ快適な環境を作り上げてきましたが、いうならばそれは増築を繰り返した温泉旅館のようなちぐはぐさが残るものでありました。
リモートワーク歴がもうすぐ2年となる中で、自分がリモートワークに求める環境とはどんなものか、ということがかなりしっかり固まってきたので、今回一気にアップデートを図ることにしました。そうはいってもいかに低コストで実現するか、ということは引き続き自分にとっての大きなテーマなので、今回もそういう目線で進めています。正直コストをかければいくらでもいいものを選べます。いかに低コストで自分が満足できる環境をつくるか、というところがとてもチャレンジングだと思っていて、そこが自己満足のポイントとなっています!
なので、アップデートを図るといっても、今後の随時更新に耐えられるように整備しなおすという感じで、旅館で言えばスケルトンにしてのフルリノベーション的な感じでしょうか。
デスクレイアウトのスタイル
デスクの右側には仕事用のものをまとめ、左側にプライベートのものをまとめるレイアウトが自分にはあっていると思っています。開いた形の会社支給のノートPCを右側に立て、左側には開いた自分のMacBookを配置。真ん中に大きめのディスプレイを置いて、仕事中は右側のPCと接続し、プライベートの時間では左側のMacBookと接続するというもの。
メインディスプレイとノートPC画面の2画面運用が作業効率が自分にとって一番高いと思います。ある程度の大きさのあるメインディスプレイにきちんと正対してそこで基本的な作業をしないと首と肩のこりがひどくなります。メイン2画面になるとどちらかの画面に体が傾ぐことになり自分には向いていません。一方で、1画面だけだとメールの着信や、参照データを表示したいニーズには応えられないため、サイズの小さなPC画面をどこかに開いておきたいのです。
そういったスタイルにむけて、今回新たに購入したのは、デスク、チェア(とフットレスト)、オーディオインターフェース、Bluetoothキーボード、ディスプレイアーム、そして、ケーブルスリーブの6つです。
デスク
実は今回、家の中のレイアウト変更によって、デスクサイズを一回り大きくすることができました。これまで、幅80cm奥行50cmの無印良品の折り畳みデスクを使っていましたが、今回、幅120cm奥行60cmまで拡大することができました。これくらいが、本来じっくり仕事をするうえでの最低限のサイズかなと思います。
120cm×60cmで色々探してみました。
スチールの脚に無垢材の天板をDIYするということも考えましたが、結局いい値段んなっていってしまうので、今回は断念。そして、こうやって作る場合にはもうひとまわり大きい、140cm×70cmくらいのサイズで作りたいと思うので、今後の目標としたいと思います。
一般で販売されているものだとIKEAのものが一番お手頃ではありますが、デスク自体の重量が軽いことから上に重いものを載せたときにちょっと不安があるなあと思いました。
そのほかのデスクをいろいろ見ていても、安価なものは木目”調”の天板になるので、見た目がなんとなく安っぽくなります。どうしたものかと思っていたところで見つけたのがこちら。
派手なゲーミングデスクです。
ゲーミングデスクが侮れないのは、結構な負荷がデスク自体にかかる可能性が高いため、それに耐えられる剛性があるということです。e-sportsというくらいで、ゲーミングの各種デバイスは人間の繊細かつ力強い動きに対応していると思います。その対応/性能は、普段の仕事使いでだって恩恵を受けられるはずなので、
そして、頑丈なデスクはそれだけでカタマリ感が出て質感が高く見えます。
ちょっと脱線しますが、質感と物理的な密度というのは結構比例すると思っていて、中が詰まっているものと詰まっていないものとでは、詰まっていて重量があるものの方が質感が高いと感じられると思います。
実際、このデスク、重量は20kgを超えています。事前に実物を見に行ったのですが、かなりしっかりとした作りであることと、カーボン調の天板が思ったより安っぽくなかったことが決め手でした。その際、デスクの左右にあるギミックはねじ止めされているだけだということと、足の柄もステッカーであることを確認しています。
そして、後ろ側にケーブルマネジメントホルダーがついていることと、ヘッドホンをかけるところが2か所あることが自分にとっては良い点でした。おそらくほかのデスクを買ったとしてもこれらはつけていくことになるので、最初からついているのはありがたいと思ったのでした。
家で組み立ててからギミックやステッカーは一切つけず、外せない手前左右の赤い装飾については、上から黒のパーマセルテープを貼って目立たないようにしてみまいた。
このデスクの使い心地は非常に良いです。ホコリが目立つので掃除の頻度が増えました。これはいいこと。
チェア
こちらもゲーミングチェアです。ニトリでもIKEAでもいろいろなチェアに座りましたが、しっかりとした作りであること、メッシュ背面、ヘッドレストまでついていること、アームレストの高さが変えられること、という自分のニーズを満たすものはこれしかありませんでした。
思いがけずこちらもゲーミングでそろってしまいました。どうせなら、ということで色も黒赤で合わせてみました。
座面の高さが、一番低いところに合わせても若干高めかなと思います。靴を履いてちょうどいい高さになっているので、室内で裸足で利用するためあわせてフットレストを購入。
これまでのチェアにはヘッドレストがなかったのですが、今回はしっかりしたものが付いているので、間のちょっとした休憩で昼寝をすることができるようになりました。ずーっと椅子から離れない生活を送ることができるようになったということです。これはちょっと問題です。
オーディオインターフェース
PCに接続するUSB-DACのヘッドホンアンプと、ギターやマイクの音を取り込むオーディオインターフェースの両方を買おうと思っていて、USB-DACはZEN-DAC、オーディオインターフェースはYAMAHA AG03かなと思っていたのですが、まずは両方を兼ねることができるオーディオインターフェースを使ってみて、物足りなくなったらUSB-DACを追加しようと考えました。
いくつも同時に録音をすることはないのでIN側は2chあれば十分だし、配信しないのでとりあえずはループバック機能もいらないし、OUT側も今のところスピーカーを繋ぐ予定はないので最低限のRCAの赤白さえあればいいと思っていたので、こちらを選んでみました。
決め手は、デザインとハイレゾ対応というところ。
本当はaudientのEVO4のほうが機能的には優れているのですが、ハイレゾの部分で今回は192MHzまで上げてみたいと思ったので、こちらにしてみたのでした。その違いがわかるかと言うと、、、気持ちの問題です。
真っ黒のデスクに真っ黒のインターフェースですっきりします。AG03は機能的には素晴らしいのですが、ケーブルが上部ににょきにょき生えるのがどうしてもダメでした。ただ性能は素晴らしいと思うので、配信とかするようになったら買うとは思います。
Bluetoothキーボード
デスクが少し広くなったので、左側のプライベート空間を充実させようと思い、これまでしまいこんでいた古いMacBook Air(11inch Mid2012)をエンタメ母艦として設置することにしました。そして、プライベートの様々なデータが保管されているMac Miniと2段重ねにするため簡易的な台を自作。
エンタメ母艦とは、SpotifyやiTunes(とは言わないのか)を常時開いておいたりオーディオインターフェースと接続したり、という意味です。SpotifyがありながらiTunesが開いているのは、これまでにCDからとり込んだ15,000曲のデータが全てiTunes Music Matchで保存されていて、これにアクセスするためです。
この2台の古いMacたちへの入力デバイスとして新たにBluetoothキーボードを導入しました。キーボードへのこだわりが強いため、ここは若干奮発をして新製品のLogicool MX keys Miniを導入。これまでは、明るいパイン材の上での利用だったため、Mac系のインターフェースは白、Windows系のインターフェースは黒で統一していましたが、デスクトップが真っ黒になってしまったので、全ての機器を黒に統一する方向で。
とても質感が高く打ちやすい、良いキーボードだと思います。マルチペアリングも良くできていると思いました。
ディスプレイアーム
ディスプレイアームはガス式がかっこいいのですが、ガス式のメリットは動かしやすいこと、動かした後ピタッと止まることだと思います。
ただ、自分の使い方を考えると、一回場所を決めたらしっかり固定されることが重要だと気づきました。2年近くのリモートワークの間でもほとんどディスプレイの位置を動かさなかったので、今後も日常的に動かすことはないと思います。
そこで、シンプルな固定式のアームを購入。これまでよりアームの長さを長くしてより遠くから浮かせるようにしました。
配線
物持ちがよいので使っている機材は割と古く、そしてコストが安い物が多いので、有線であることが多いです。それでも「ケーブル絶対殺すマン」のはしくれでありますので、いつもどうやってまとめていこうか、悩んでおりました。こちらは、ケーブル絶対殺すマンたちのバイブル、「デスクをすっきりさせるマガジン」です。
今回、デスクを真っ黒にするにあたって、真っ黒のスリーブをうまく使えば綺麗に見えるのでは、と思いこちらを購入。
本当に優れものです。めっちゃくちゃきれいにまとまりました。
こうなりました。
机の広さの割には物がまだまだ多いですが、自分的にはかなり快適です!
今後の随時更新予定
今後の随時更新の候補(欲しいもの)を挙げておきたいと思います。
マルチペアリング対応マウス。目の前にマウスが3台あるのでこれをどうにかしたい。
そもそものMac MiniとMacBook Airを1台にまとめるUPDATE。AirでまとめるかMiniでまとめるか悩むところ。Miniの場合、エンタメ母艦としてiPadもあったほうがいい?
さらにいい音で聴くことができるハイレゾ対応のヘッドホン。
そのあと、ディスプレイのアップデート。ゲーム対応でなくて良いので、カラーマネジメントができるものにしたいです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?