消しゴムを上手く使えない子どもへのアドバイス

「消しゴムでうまく字が消せない」
「消しゴムを使うと紙を破いてしまう」
「消しゴムを使うと紙が真っ黒になる」

このようなことは、まだ消しゴムを使うのに慣れていない子どもではよくみられることかも知れません。
また、握力やピンチ力が弱いといったことも理由として考えられます。

それが学年が上がるごとに改善されればいいのですが、なかなか改善していかないと子どももいます。

これは、もともと発達性協調運動障害といったように手の不器用さがある場合もあります。

そのため、消しゴムがうまく使えないことによる勉強への拒否感や苦手意識にもつながってしまいます。

消しゴムを使うことは簡単に見えて実は難しい動きです。
紙に押し付けながら程よい強さで紙を破らないように擦らなければなりません。

人の体は、手を引きこむ動きよりも、体から離すような動きの際の力のコントロールが難しくなります。そのため力加減が分からず紙を破いてしまったり消しきれなかったりしてしまいます。

そこで!

この前後または左右に消しゴムを擦るのではなく、円を描くように消しゴムを擦ることで改善できる場合があります!

前後や左右に動かすのと違い、周期的な動きのため力加減を均一にでき、さらに紙が破れる力が働きにくくなります。

もしお近くに消しゴムの使い方で迷ってる子どもがいれば、教えてあげてみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?