ババ かずお

マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で暮ら…

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マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で暮らしています。ほくそ笑みながら、たまにロンリーを感じながら、気ままにNOTEをやKindle本を書いています。

マガジン

  • マレーシア・マガジン

    マレーシアで働く妻、そして学ぶ子による、現地マレーシアでの生活の様子を紹介します。また、たまに現地に単身向かう夫で父によるマレーシアでの体験記

  • 詩集

    日常に転がっている風景や、ふとした心模様を記録する詩集

  • 「それ」について語る

    私たちにとって大切なモノやコト、ちょっとした出来事をピックアップして、少々遠回りしながらご紹介していきます。ぜひ、何について語っているかを想像しながら、読み進めてみてください。

  • マレーシア/Departure

    マレーシアへの「Departure」ストーリー 現地就業のため一人マレーシアの地へ飛び立った妻。数か月期間限定の日本でエモい父子生活。そしてその後子どもは母を追って、マレーシアの現地インターへ。そんな私たち家族の様子と、ちょっとだけ妻のことをネタにしたエッセイ集です。

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    マレーシアで働く妻、そして学ぶ子。単身残留父によるエッセイ集

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    マレーシアに通う夫、そして待ちわびヌ妻と子。単身残留父によるエッセイ集2

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「マレーシアで 働く妻、そして 学ぶ子。」について記録する夫で父の私。

私たち家族とマレーシア初めまして、ババかずおです。 私たち家族は、妻はマレーシアで働き、子もマレーシアの学校に通い、夫で父である私は日本で働く、そんな家族です。妻と子がほぼ同じ時期にマレーシアでの生活をスタートしてから、すでに何回かサクラの季節が過ぎました。 NOTEでは、マレーシアでの妻の悪戦苦闘ぶりや、子の通う学校や、現地インター学校の教育などについて、日本で離れて暮らす夫で父の私が「伝聞」形式でご紹介していきます。 また、家族時間を過ごすため、そして物資輸送を兼ね

    • 詩/あなたの心に

      かぎりなく大きくて、これっぽっちに小さくて たくさんの色があって、ひとつの色もないような、そんな世界はどこだ みんながいるようで、だれもいないようで 太陽みたいにまぶしくて、深い洞窟みたいに真っ暗闇のような、そんな世界はどこだ それは あなたの心の世界 心は あなた自身のようで、あなたとは別人のような あなたがよく知っているようで、知らないことばかりのような 不思議な世界 心は うきうき踊っているようで、しょんぼり沈んでいるような 未来を照らしているようで、過去を振り

      • マレーシアのインター校でセカンダリー説明会に参加してみた

        こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。今回のNOTEでは、先日子どものインター校で行われた説明会に参加した時の様子を書いていきます。有益な情報もなく、ただの恥さらしなNOTEになりそうですが。どうかご理解の上、お進みください。 セカンダリーの親向けの説明会にのぞむ いよいよわが子がこの9月から、日本の中学校にあたるセカンダリーへの進学を迎えた。新年度が始まる直前、私がマレ

        • 「それ」について語る|#4 8ミリに映る僕が持っている

          こんにちは、ババかずおです。 私たちにとって大切なモノやコト、ちょっとした出来事について、少々回り道しながら紹介する「それ」について語るの第4弾。今回は、これまでのとはちょっと異なる趣で、うっすら目を細めて感傷気味に書いていこうかと思います。 では、「それ」について語ろうか。 -それは、誰もが生まれたときに持っていた そんな思いがふと湧き上がったのは、先日実家で30年以上前の8ミリフィルムを投影した時だ。両親が実家を少しずつ整理をしていると、押入れから発掘された数々の

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          「それ」について語る|#3 使っては見る、使わずしては考える

          こんにちは、ババかずおです。 私たちにとって大切なモノやコト、ちょっとした出来事について、少々回り道しながら紹介する「それ」について語るの第3弾。今回は私の生活にとってこの上なく大切な「それ」を題材に、あれやこれやと無駄な言い回しを重ねてまいります。あなたにとってもかかせない「それ」かもしれません。ぜひ想像しながら、読み進めてみてください。 では、「それ」について語ろうか。 -それは、相棒のような存在 私にとって「それ」は相棒だ。これから歩んでいく道を切り開いてくれる

          「それ」について語る|#3 使っては見る、使わずしては考える

          #10:妻と子のDeparturesのあと、私のとあるDepartureでのフライトにて

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、妻と子がマレーシアに飛び立つまでを書いたDepartureシリーズ。その後も山あり谷あり何とかやっていますが、私のとあるフライトでの一幕を語り部(ものがたりを言い伝える人)していきます。 7時間45分のフライト 上空3万5千から4万フィートまで高度を上げ、およそ7時間45分ほどで目的地には着くという。体が上空に漂っている間に、心

          #10:妻と子のDeparturesのあと、私のとあるDepartureでのフライトにて

          「それ」について語る|#2 諦めのわるい、ひたむきなヤツ

          こんにちは、ババかずおです。 私たちにとって大切なモノやコト、ちょっとした出来事について、少々回り道しながら紹介する「それ」について語るの第2弾。ぜひ、何について語っているかを想像しながら、読み進めてみてください。 では、「それ」について語ろうか。 -それは、ひたむきに向き合うということ 「それ」は常にどっちつかずで、曖昧な関係のままでいたい性分の私をいつも揺さぶる。「急いでいるから」「大体わかっているから」「今日はそんな気分じゃないから」と、適当にあしらうことはたや

          「それ」について語る|#2 諦めのわるい、ひたむきなヤツ

          「それ」について語る|#1 かけがえのない巻かれ物

          こんにちは、ババかずおです。 前回までは「マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長」として、妻と子のマレーシアで生活をスタートするまでのエピソードをDepartureシリーズとしてご紹介をしてきました。 さて、今回はガラっと趣を変えて「それ」について語るという新シリーズで、私たちにとって大切なモノやコト、ちょっとした出来事について、少々回り道しながら紹介していきます。ぜひ、何について語っているかを想像しながら、読み進めてみてください。 では

          「それ」について語る|#1 かけがえのない巻かれ物

          #9:マレーシア行きエピローグ

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、Departureシリーズのエピローグ。次にはじまるストーリーはその後も今に至るまで続いています。 初めて私のNOTEに来てくださった方、よろしければDepartureシリーズのプロローグを先にお読みください。私たち家族のマレーシアに行くまでのエピソードを紹介しています。 Arrival、そしてまたバイバイ マレーシアに向かう

          #9:マレーシア行きエピローグ

          #8:子のDeparture ー おわり、つづく

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、Departureシリーズ#8は、その当日Arrivalゲートに到着するまでの様子を綴っていきます。Departureシリーズはこれで締めくくりとなります。それでは、最後までお付き合いください。 間もなくクアラルンプール国際空港に到着する。経由したチャンギ空港では3時間ほどトランジットがあったのだが、そこでちょっとした父子でのいざ

          #8:子のDeparture ー おわり、つづく

          #7:子のDeparture ー おわり、はじまる

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、Departureシリーズ#7では、約2か月ほどの父子生活の日常をそれぞれの視点から切り取って紹介します。 一部時制が現在形で進みますが、ドラマ「24」のように今起こっている風にしているだけですのでご留意ください。 子、スクールバスを下車して 「そうだった、帰ってもお母さんはいないんだった。お母さん、マレーシアでちゃんとやってる

          #7:子のDeparture ー おわり、はじまる

          #6:マレーシア、妻の一人部屋

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、Depertureシリーズ#6では、一人マレーシアの地に降り立ち、一から生活を立ち上げた当時の妻の様子を紹介します。 妻の旅路をどう受け止めるか 妻が日本でのささやかな家族での生活に区切りを持ち、あるいは中断して海外での仕事に就こうとしたのか、「おまえは夫としてどう考えているんだ?」と問われても、あいにく自信のある回答は持ち合わ

          #6:マレーシア、妻の一人部屋

          #5:父子生活 ー ショアの風に吹かれて

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、Departureシリーズ#5では、前回「父子生活 ーゲレンデにとけていく、」に続き、父子の2人で過ごしたエモい回の第2弾。舞台を山から海に変えて、振り返っていきます。 合図は「あそこへ行こうか」 私がそう言うと、子どもは「ああ、またですか」といった顔をする。本当はわざわざ「あそこ」と、もったいぶった言い方をする必要はないのだ。

          #5:父子生活 ー ショアの風に吹かれて

          #4:父子生活 ー ゲレンデにとけていく、

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、Depertureシリーズ#4では、妻が一人マレーシアで仕事に就いた後、父子と2人で過ごした当時の出来事を振り返る第1弾。少々エモくなりそうですので、胸やけ等ご注意してお読みくださいませ。 原体験は、すべてゲレンデにあった 私が生まれ育った地方都市では、冬に家族で出かけるといえばスキー。ただ、わざわざ待ちわびたり、前の日に眠れな

          #4:父子生活 ー ゲレンデにとけていく、

          #3:あぁ 愛しき私の爆弾妻

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、Depertureシリーズ#3では、これから幾度となく登場することになるであろう、私の妻を少し紹介したいと思います。当人から訂正指示や削除命令があるかもしれませんので、くれぐれもお早めにご賞味ください。 私に導火線はない、着火したらすぐに爆破だ とは悪名高いテロリストの言葉ではなく、わが妻の言葉だ。まだ子供が生まれる前だったと思

          #3:あぁ 愛しき私の爆弾妻

          #2:妻とつなぐ弁当バトン

          こんにちは、ババかずおです。 マレーシアで働く妻、現地インター校に通う子を家族に持ち、居残り一人家長として日本で働きながら暮らしています。さて、Departureシリーズ#2は、当時妻が一人マレーシアに飛び立ってからの、父による弁当物語です。 さて、妻がマレーシア就業してから父子の日本での生活は 当然ながら、それまで妻が担ってきた家事のもろもろを私が引き継いだ。その中で最も使命感に溢れ、鼻息荒くしたのは息子の弁当。給食のない学校に通っている息子には、毎日手弁当を持たせな

          #2:妻とつなぐ弁当バトン