GⅠ回顧　オークス　日本ダービー

GⅠ回顧　オークス　日本ダービー

ちょっと暇持て余しているので回顧でもしましょうか。
誰かのためというより自分が忘れないようにするためでもあるのですが...

まず、オークスから。

デアリングタクトの強さに感服ですね。
おそらく秋華賞でも大本線でしょう。
東京のあの位置から馬群捌いてあの距離で差しきれちゃうギアに感動しました。

お父さんとは似ても似つかない瞬発的なスピードです。
これから季節が過ぎるにつれて成長もしていくとは思いますが、
硬くならずにそのまま成長していけば間違いなく三冠でしょう。

牝馬路線はその他にもたくさんのいい馬がいますね。
ミヤマザクラなんかもまだまだこれから秋に向けて期待ですね。
6月からは古馬との戦いも解禁されていくのでここからどのくらい強かったのかということも改めてわかってくるので全ての馬に今後期待です。

では、日本ダービーを。

これもまたコントレイルが見事な強さでしたね。
なんだろう、サリオスがほんとに可哀想になるくらいです。
着差以上に完勝の内容でした。

前田オーナーが秋は国内に専念すると表明していたので、
おそらく菊花賞に出てきて、無敗の三冠馬誕生なるかといったところですね。

このコントレイルは馬体はそこまで凄味は感じないんですよね。
よっぽどサリオスの方が風格があるというか。
コントレイルはおそらく全てにおいて柔らかいのでしょうね。
人間でいうところの陸上選手の筋肉というより水泳選手の筋肉といったところでしょうか。
なので加速というよりトップスピードに入れるときのギアチェンジが早いのでしょうね。

よく種牡馬生活の晩年にその馬の最高傑作ができるといいますが、
コントレイルはおそらく亡きディープインパクトの最高傑作になるでしょう。
怪我だけせず、今後も頑張って欲しいです。

で、肝心の菊花賞がどうかというところですが、
あの感じからするともちろん走れるとは思いますが、向いてはいないでしょうね。
ステイヤーといった感じの体つきでも現時点ではないように思います。
現時点では2000m前後が良さそうに私は見えます。

ただ、厩舎の実力も折り紙付きですから三冠馬になるよう馬を作ってくることは間違いないでしょうね。
成長するとどうしても筋肉がより一層ついて硬くなってしまいますから、
この馬も柔らかいまま進んでくれると菊花賞も楽しみになります。

一転してサリオスは間違いなくマイラーでしょうね。
今後どういうローテーションで進むのかわかりませんが、毎日王冠あたりに合わせてくるんでしょうかね。
この馬は明らかに筋骨隆々で昔のダイワメジャーみたいな馬です。
堅実な末脚もありますが、明らかに早め先頭で馬力で押し切るようなタイプでしょう。

3着のヴィルトライゼンデ。
これは菊花賞楽しみな馬ですね。
ワールドプレミアの弟にあたるわけで、おそらく距離も長いに越したことないですし
馬力が問われる舞台が好相性だと思います。
両グランプリにいつか出てきたときは買いたい馬ですね。
お父さんドリームジャーニーですし。

牡馬は日本ダービーに出てない馬の中でもいい馬たくさんいますからね。
個人的に楽しみなのは、アドマイヤビルゴとサトノフウジンですね。
秋の活躍を期待しております。

コントレイルとサリオスが抜けすぎてて、3歳牡馬は力関係がちょっと難しいですね。
これから古馬と戦っていって、本当に強かったのかよりわかるというか...
まあコントレイルとサリオスは相当なものだと思いますけどね。

両優駿は終わってしまいましたが、まだまだ楽しみはつきないですね。
来週からは新馬戦も始まるわけですし。
ドゥラメンテ産駒、モーリス産駒は本当に楽しみです。
特にモーリスはサンデー系をうまく使えますからね。
今後の種牡馬番付で上位にのし上がってくることを期待してます。
個人的にはディープ産駒の短距離GⅠ制覇が見れなかったので、エイシンヒカリ産駒あたりでいいのでてこないかなあと期待が膨らみます。

まずは安田記念。
アーモンドアイがどれだけ強いのか楽しみなところになりますね。

コロナ期間中ほんとに競馬がやっていてよかったなと感じています。