10層仕立て? 夏野菜? 進化するかき氷事情
いやいや、これがかき氷って信じられます?
まるでショートケーキのような、上品でカラフルな佇まい。
丁寧につくられた繊細な層が器から透けて見える、瀟洒なスイーツ。
こちら星のや東京で提供しております「発酵夏氷」です。
かき氷といえば、ペンギンの柄が描かれたペラペラの器のなか、こぼれるほどの氷に、少し足りないくらいのイチゴのシロップ。
そして匙形になったスプーンが定番だと思ってましたが。
うーん、私の知ってるかき氷と、ちがうね?
いや、昨年ごろからかき氷ブームを感じてはいますが、ここまで進んでいるのですね。
もはやミルフィーユと呼んで差し支えないつくり。
屋台で売ってる氷とシロップのみのかき氷からは、もはや似ても似つかない。
夏ならではのフルーツを、盛りに盛ったかき氷もよく見かけます。
当社だと磐梯山温泉ホテルの「たっぷりもも氷」とかとか。
はぁ…美味しそう…。
ももの果肉一個分まるまる使っているとのこと。なんて贅沢な。
ツヤツヤとしたかき氷から、もものジューシーさが想像できて、たまらんです。
シズル感って言うんですけど、この写真の瑞々しさ、いいなあ。よだれが出ちゃう。
さらに異色なかき氷といえば、リゾナーレ八ヶ岳の「夏野菜のかき氷」。
ナス、トマト、トウモロコシと、かき氷。
聞いたことない組み合わせですよね。初めて聞いた時は耳を疑いました。
どんな味がするのかな。
私はトウモロコシのかき氷が気になります。
仕上げに練乳甘酒がかかってるんですって。なんともオシャレで、意外と美味しそう。
かき氷はいつの間にやら、夏祭りや家庭で食べるものではなく、カフェやホテルでおしゃれに楽しむスイーツに進化しているようで。
もうかき氷は夏の風物詩を超えて、ひとつのエンタメになっているのですねー。
……うちのホテルも、コケかき氷、つくってみようかな…。
▼アフタヌーンティーはやってみたんですよ。
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